neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

2019-01-01から1年間の記事一覧

12月

第一週 好んでスキンヘッドをモットーにしている方に、ヘアケア用品が届くことと アンチ甘党の人に、とら豆とおたふく豆が届くことは どこか似ている。 銭湯屋を営んでいる方に、地元の入浴券が当たることや (知人の結婚式の二次会で巻き起こった) 飛行機…

厳戒態勢をくつがえされて、ズコー2/2

わりと元気な次男、小児科へ行く。 診てもらったところ- 「筋肉の痛みじゃないかと思いますね。 咳をしていて腹筋が痛くなると、痛みを訴えるお子さんもいますよ。 お腹の診察中に笑い出してましたからね、深刻な病気ではありませんよ。 まったく心配いりま…

厳戒態勢をくつがえされて、ズコー1/2

次男が、「お腹がいたい」と言う。 6歳なら自分で痛みを訴えられる歳である。 冷えたかな? 下着は常にシャツインだし、パジャマもイン。 咳は少し出ているけれど、鼻水はない。 睡眠も充分にとれている。 声は大きく、機嫌も良い。いつものように、よく食べ…

レタボの悩み

小学五年生の長女は、クラスで配布物係を担当している。 レターボックス係、略してレタボ。 レタボの仕事内容は、 先生が教室へ来る前に今日の配布物(プリントだったり、ノートだったり)を 朝、職員室へ取りに行く。 配布物が重い時もあるので、二人ペアで…

バタバタ会話で離婚の相談4/4

「もう二ヶ月帰って来なくて…。 その間に勝手に家を借りて、そこで女の人と住んでいるみたいで…。」 ただならぬ状況に口を押さえるn。 本当なのだろうか。 「興信所で素行調査してもらったので、証拠は掴んでいます。 これで二度目なので、もう別れようかな…

バタバタ会話で離婚の相談3/4

絵本が終わると、男の子と次男は さっさと靴を履いて、帰る準備を始めた。 何とはなしにママさんが 「これから私、フルタイムの仕事になるんです…正社員の…。 そうなるとお迎えでお会いできなくなりますね。」とポツリと言った。 「そうなんですね、転職する…

バタバタ会話で離婚の相談2/4

そのママさんのお子さん(男の子)と次男は、ふざけながら 教室を飛び出して行った。 お迎えが嬉しい男児二人、異様にテンションが上がる。 そのテンションを保ったまま、ママさんの息子さんが絵本を読んで!と リクエスト。 そのママさんは、 これから別の…

バタバタ会話で離婚の相談1/4

転職してから、毎夕の保育園のお迎え時間が同じになったお母さんがいた。 次男と同じクラスのママさんである。 保育園の送迎をする親御さんは 朝は稲妻のような速さで子供を送り、夕方は光の速さで子供を迎えに来る。 特にお迎え時は この後の夜の育児プログ…

適材適所で反食品ロス

とら豆とおたふく豆をもらった。 420グラムと500グラム。 前回はとら豆420グラムのみであったが、今回は豪華にパワーアップしている。 好きな人なら狂喜乱舞なんだろうなぁ…。 アンチ甘党なnは食べきれないばかりか 腐らせた前科があるので、速やかにどなた…

年末の忙しさの正体

週末の予定は、特に無い。 これが普段のnである。 それなのに、今週末に限って予定が重なった。 クインティプルブッキング。 五重約束。 どの予定を拾い、どの予定を捨てるか… 随分前から考えていた。 誰かと会い、 誰かと一緒に時間を過ごす。 年末は 会っ…

保育園最後の保護者会

次男の保育園で、最後の保護者会があった。 保育園生活のまとめとして 今までを振り返って、わが子の成長した点など ご感想をひと言どうぞ、という発言の機会があった。 そういえば、長男の時の保護者会でも 保育園生活を総括する場面があった。 その時は、…

時代に逆行、食品ロス

とら豆の甘煮をもらった、420グラム。 とら豆とは、どんなお豆なのか。 ふむふむ、栄養価が高いらしい。 せっかくもらったので、試しに二つぶ食べてみる。 う、もう結構です…。 家族は誰も食べない。 小鉢に入れて、しれっと食卓に出しても 「甘いおかずって…

塗布の頻度は…気持ち次第

長女が 皮膚科でもらってきたローションの薬を、お風呂上りに塗っていた。 薬が入ったボトルの側面には、 注意書きのシールが貼ってあった。 「飲まないでください。」 ひらがなを覚えた次男は、 身の回りに転がる文字を積極的に読もうと試みる。 「きのむく…

精密検査と仕事のだいご味3/3

先の内視鏡の精密検査により 体重は、さぞかし減っているであろう…。 5キロ以上減った人もいるとか。。。ネット情報に惑わされ 期待に胸を膨らませつつ、体重計に乗る。 ん? さして変わっていない…? これが一番応えました。 … こんなのん気なことを書ける…

精密検査と仕事のだいご味2/3

検査後、 腹の空き よりも、さらに応える事態が待ち構えていた。 腹の張り である。 腸内に内視鏡を入れる際には空気も一緒に入れる。 腸管を広げるためである。 検査中 「空気を入れますのでね、ちょっとお腹が苦しくなりますよ。 ガスは積極的に出してくだ…

精密検査と仕事のだいご味1/3

モビフレップを1リットル強飲んだ。 モビフレップとは、経口腸管洗浄剤である。 簡単に言うと、下剤。 大腸内視鏡の検査を受けるための下準備であった。 数十年前に ひどい大腸炎にかかったことがあった。 突如、深夜に始まった未曾有の激痛に、もはや立つ…

11月

第一週 長いこと気になっているおもちゃがあった。 それは夏の終わりから、近所の駐車場にずっと落ちていた。 つまりは誰かさんの忘れ物であった。 長男は下校途中に持ち主が取りに来たかどうか、 次男は降園途中にまだあるかどうか、チェックしていた。 「…

手で押したからといって2/2

会社の皆さんからごみ箱を頂いてから、10年以上が経った。 当時は新品でスタイリッシュだったゴミ箱も、使っているうちに 角は欠け、ローラーの一部は潰れ、所々落ちない汚れも目立ってきた。 それでも決定的な破損ではないので、使い続けていた。 ところが…

手で押したからといって1/2

家のゴミ箱が壊れた。 下に付いているペダル部分を足で踏むと、蓋が開くタイプの ゴミ箱である。 ごく普通の家庭用ゴミ箱ではあるが、nには思い出の品であった。 会社のみなさんが 結婚祝いに贈ってくれたものだからだ。 「え、ごみ箱でいいの?」 「もっと…

アイディアをめぐって

個人のアイディアなんて 求められていない仕事を長くしていた。 転職してからは、集中力とアイディア着想の関係性について よく考えるようになった。 アイディアが浮かばない時。 そのことを考えながらも大胆に気を散らした方が 明るい光が見えてくるかも知…

ポリマーの嵐再び2/2

今夏に帰省した際、 夏場は子どもたちの帽子を洗うタイミングがつかめなくて…と 何気なく話したnの発言を、 義母のM子さんは素早くキャッチし、 私たちが帰った数日後に、 汗取りおでこパット アセステ を 送ってくれたのであった。 添えられた手紙には 「…

ポリマーの嵐再び1/2

久しぶりに、「ポリマーの嵐」をしでかしてしまった。 neillot.hatenablog.com 洗濯機から取り出す衣類に、 あの見覚えのある、水気をたっぷり含んだゼリー状の高分子吸水ポリマーが、 まんべんなく散らばっていた。 去年までは周期的に見舞われていたが、 …

職業病が発露2/2

自分のうっかりミスで子供に不利益が振りかかる、というパターン 母親は相当なダメージを食らいます、精神的に。。。 「やってしまいましたね…。」nも一緒に悲しんだ。 かつて(そして今も)様々なしくじりをしでかし続けているnだが、 励まそうとして 我が…

職業病が発露1/2

前の会社の先輩からメールが来た。 失敗談であった。 仕事上での、ではない。母親業での、失敗談である。 先輩は仕事仲間であり、働くママ仲間でもあった。 お互いに転職してもなお働くママ仲間の意識は 今も持ち続けているのであった。 先輩の息子さんの通…

親切な情報共有の先に3/3

旦那さんは、後ろから車ですすーっと近寄った。 窓を開けて、呼び止めようとした。 「きみ、〇〇君かな?さっき校帽を落とさなかった? あの建物の、植木の上に置いてあるよ。」 だが、思い留まった。 車から声をかけるなんて、不審者が最もやりそうな行動で…

親切な情報共有の先に2/3

ある日のこと、昼食から戻ってきた旦那さんは 会社の入り口で落とし物を拾った。 校帽である。 裏側のタグには、学校名と学年そして氏名が書いてあった。 下校途中に落としたのであろう。 目立つように 入り口の植木の上に、校帽を乗せておいた。 その後、旦…

親切な情報共有の先に1/3

旦那さんの帰宅時間は、遅い。 ある日の夜、会社そばのコンビニへ 近道である細い裏道を通って行こうとしたら、 塾帰りであろう女子中学生が一人、前を歩いていたそうな。 後ろからついてくる旦那さんの靴音に気づくと、彼女は 猛烈ダッシュで走り去った。 …

BじゃなくてD

小さい子どもが正しく言えない言葉のベスト4は、 マヨネーズ。 エレベーター。 トウモロコシ。 ブロッコリー。 といったところでしょうか。それぞれ、 マネヨーズ、 エベレーター、 トウモコロシ、 ブッコロリーと語尾変化することが多い。 そこへ新たに「…

怪なる力3/3

ふと先日、 自分の両手のひらに小さな豆が複数できているのを発見した。 中指と薬指の付け根にである。 その昔、 鉄棒を一生懸命練習した時があった。小学二年生の時である。 空中逆上がりをどうしてもマスターしたくて、 学校の休み時間に毎日練習した。放…

怪なる力2/3

同年齢の女性の平均値を、はるかに上回る値であった。 具体的には、 男子高校生と同じくらいの握力である。 高校生といったら、ほぼ成人と同じ…? 中高時代は、運動部に入っていながらも 握力はごく平均的であったのに 定期的に運動をしていない今、なぜに男…