精密検査と仕事のだいご味2/3
検査後、
腹の空き よりも、さらに応える事態が待ち構えていた。
腹の張り である。
腸内に内視鏡を入れる際には空気も一緒に入れる。
腸管を広げるためである。
検査中
「空気を入れますのでね、ちょっとお腹が苦しくなりますよ。
ガスは積極的に出してくださいね。」
と看護師さんに言われたけれど、自由にガスは出せなかった。
医療現場であるので
社会的にマナー違反とされる行為を、ポジティブに犯すことに
ためらいはなかったのですが、
便意と関係のないガスは、
自分の意志では排出できないものなのかも、と感じた。
そんなこんなで
ガスが溜まりに溜まったnの腹腔内は、自宅に帰った後も
ゴボゴボと鳴り響いていた。
大豆製品や乳製品をちと食べ過ぎた、なんていう
うっかりなレベルではない。
下腹部の強力なゴボゴボにより、食べ物が全く受け付けられなかった。
いち早くエネルギーを体内に取り入れるべきなのに、それができない。
一日絶食しているにも関わらず、
お腹が張って、夕飯が食べられなかった。
ダブルで苦しかった。。。