neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月

第一週 先週から子どもたちの学校が始まった。二学期である。 新学期に母は、またやらかした。 学校から帰ってくるなり、長女が文句をぶつけてきた。 「ちょっと、ママ! 今日、うわばきがRくん(長男)のだったよ。」 …やってもうた。 長男は身長の割に足が…

なぞめいた電話から始まる

昼にスマホが鳴った。 平日の昼休みに電話がかかってくるなんて、あまりない。 「はい。もしもし?」 「あっ…あぁ…」 相手は戸惑っていた。少しばかり間があく。 「もしかして、かける相手を間違えましたか?」 「あ…あぁ…そうです…。」 相手は何か話したそ…

約束カブって三密に

とある日の放課後である。 長女は仲良しの親友と、n宅でかき氷を作る約束をした。 長男は、クラスメート3人と、n宅でゲームをする約束を取り付けた。 次男は、登校班が同じお友達3人と、n宅で遊ぶ約束をした。 さて。約束から生じる子どもの人数を計算…

チョコレートファウンテン おまけ

先日、突っ込みどころ満載のパン屋さんで 誰もがうらやむチョコレートフォンデュを(頑張って)頂いてきたわけですが、 パン屋さんが一番勝負したいところの、パンのお味を述べていませんでした。 コッペパンもロールパンも、何とも言えぬ優しいお味でした。…

ネジコレ

長男は小さい頃から工具類が好きだった。 おもちゃのトンカチや六角レンチやボルトなどを買い与えると、 一人でも飽きずに遊んでいた。 小学3年生になった今でも、工具類には心惹かれるようで 道端に落ちている錆びたクギや曲がったネジなどを、時々拾っては…

チョコレートファウンテン4/4

「先にやる?」 nが女の子に聞くと、その子のお母さんが 「すいません。いいです、時間がかかるのでお先にどうぞ。」と言った。 nは星形のマシュマロを、流れ落ちる茶色の滝に突っ込んだ。 はぁ…マシュマロ… チョコレートと組み合わさって…甘さのダブルパン…

チョコレートファウンテン3/4

人々の共通理解として 女性は、甘いものが好きだろう、という概念がある。 その共通理解から外れている人が、こういったシーンで自分の好みを貫き通す (私は甘いものが苦手なのでけっこうです、と断る)と、誰かの親切心を 台無しにしてしまうことになる。 …

チョコレートファウンテン2/4

店の中に足を踏み入れた。 明るい外から室内に入ると、なおさら店内が暗く感じる。 暗さも関係あるのだろうか、あたかもそこは 昭和初期にタイムスリップしたような空間であった。 ガラス越しに外から見えた、山積みパンの向かいの棚には、 もってけ泥棒!価…

チョコレートファウンテン1/4

近所に大変気になっているパン屋さんがある。 外からチラ見するだけでも、突っ込みどころが満載であった。 お客さんは、うず高く積み上げられたパンの山から どうやって他のパンを落とさないようにして欲しいパンを取るのだろうか。 陳列のパンを、トレーに…

コロナウィルスの影響が…2/2

壁にあいたトムの穴 を下見にいらした管理人さんが、 「nさんが契約されている家賃保証で、この穴の工事費用を カバーできるかも知れません。」とおっしゃった。 「以前住まわれていた方で、同じように壁に穴があいたケースがありまして 保証内の金額で工事…

コロナウィルスの影響が…1/2

問い合わせたガス会社の方から、キッチンの火災報知器が 電池切れであることを教えてもらった。 ということで。 すみやかに電池交換をしなくてはならない。 引っ越してきた時にもらった入居者案内の冊子を見ると、 火災報知器の電池交換も、管理人さんへ連絡…

恐怖!背後から聞こえる女の人の声2/2

緊急地震速報を耳にしているような、えもゆわれぬ怖さを感じながら その日は、コンロからの電子音を鳴るがままにして 一晩を過ごすしかなかった。 新品の電池と取り替えても鳴り止まないことに気づいた時は、 ガスコンロ会社の営業時間が過ぎていたからだ。 …

恐怖!背後から聞こえる女の人の声1/2

先日もいつものように在宅ワークをしていた。 nはダイニングテーブルにノート型PCを置き、 キッチンに背を向けて仕事をしている。 いつもなら オシャレなカフェに流れていそうな音楽を控えめにかけながら、 自作のアイスコーヒーを飲みつつ作業をしているの…