neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

わたくしn

住宅街で遭難3/3

会社からの帰宅途中、雪の中(と言っても平坦な住宅街)を一時間以上歩き続けたら 疲労困憊?してしまった訳ですが じゃっかん吹雪く雪の道を歩くことに、nは慣れていなかった。 前から吹き付ける雪と戦いつつ、全方位に注意していたら けっこう神経を使って…

住宅街で遭難2/3

歩き始めて30分ほど経った頃だろうか、雪が暴徒化してきた。 空からはらはらと静かに舞い降りる、初期のおとなしい様相を超えて nの進行方向へ刃向かう荒くれ者の様相に豹変した。 もはや傘は、さすことをせず前方に突き出し 足元に注意しながらソロソロと歩…

住宅街で遭難1/3

先週nの住む地域で雪が降った。 普段はテレワークだがその日は出勤日であった。 雪道は危ないので、いつもの自転車通勤はせず徒歩で会社へ向かう。 午後になって上司から「今日は雪が降り積もる予報だから、早めに帰った方が良い。」と言われ、一時間早く帰…

範疇のバイオレーション

結婚式の帰り道 旦那さんは、M子さんがいとこ夫婦にまで食材の定期便を送っていることに、 じゃっかんの抵抗を感じたようだった。 「俺たちのところには送っていいけど(いとこのことろには)送るか? 押し付けが過ぎるよな。」 食材を送るなら俺の母親では…

この先、増えていくもの

ある時に新しい言葉を覚えたのだが、なぜか間違って覚えてしまい、 大人になって「ハッ、今まで間違って覚えてた!!」と気づくこと nは、わりとある。 気づき10代:「アボガドロ数」を「アボガド 口数くちかず」だと思っていた。 …アボガドに口はない。 気…

厚手の皮2/2

熱々のグラタン皿を素手で掴み、両手の指をやけどした。 その昔、中学校の理科の授業で 熱さを感じる温点と、痛さを感じる痛点は、同じ感覚器で検出されることを習った。 痛点は、どの感覚器よりも広く散らばっているので 熱湯を触っても、ドライアイスを触…

厚手の皮1/2

夕飯の支度中、オーブンから出したグラタン皿をむんず!と掴んでしまった。 しかも素手で。 左右の、中指と人差し指と親指をやけどした。 いつものように慌てて夕飯の支度をしていた、ある夕刻のこと。 先に焼き上がったグラタンを、オーブンから取り出して…

秋の夜長に…結局は同じなのか!

(長女を除く)子どもたちが寝静まった後 虫の声を聴きながら、細々とピアノを練習する。 長女の出産以来10年以上に渡って切望していた、少しの自分時間と十分な睡眠時間が ようやく持てるようになってきた。 電子ピアノは音量を調整できる点が嬉しい。弱…

印象づけた第一印象2/2

長女の入学式の数週間前、 担任の先生(となるであろう方)から電話がかかってきた。 銀行の引き落とし口座の用紙が、まだ提出されていないようですが? そこで初めて、自分の勘違いに気づいた。 「ハッ!一か月、間違ってたーー!!」 … そして、本日。 ま…

印象づけた第一印象1/1

4月。春。 新しく始まった生活と環境に、みなさん順応しようと頑張っている 季節である。 n個人は、今年も順応に頑張る必要に迫られていない。 つまりは、大きな生活環境の変化はない。 いっぽう長女は今春、中学へ進学した。 中学校へ初登校の朝、第一印…

眼鏡を作った理由2/2

今持っている眼鏡は、今から約20年前に作ったものだった。 学生時代 大教室の黒板が、よく見えなかったからである。 勉学を終えてからは、 遠くの黒板やホワイトボードを見つめる機会がなくなり、 よって眼鏡をかける必要性もなくなった。 働き始めてからも …

眼鏡を作った理由1/2

眼鏡を新しく作った。 普段はかけていない。 久しぶりに昔の眼鏡をかけてみたら、 フレームもレンズも、全てが小さかった。 昔は自分、小顔だったのか?

夜更かしの翌朝…

もともと 左瞼が、右瞼よりじゃっかん下がって見える。 右瞼と左瞼の開きに差があるのだ。 その差が、年々開いてきたような気がする。 とはいえ、現段階では 化粧で何となくごまかせる程度である。 たとえごまかせなくとも、仕事上の差し障りは 全くない。 …

通らなくて通っている

マスクをつけて外出することが日常生活の定番となった。 口を覆っていることにより、相手に自分の声が 届きにくくなった。 あまり騒がしくない所で面と向かって話しているのに、 聞き返される。 同僚や知り合いの方との立ち話程度の会話、役所や銀行の窓口、…

TVのアニメ絵本の罠2/2

なぜハードルが高いのか… TVのアニメ絵本を、ごくごく普通の音読のよう読むと 面白いはずのストーリ展開も、魅力的な登場人物も、 一気に色あせてしまうからだ。 活字を読む楽しさが子どもに伝わらない! というわけで。 母、登場人物を演じることとなる。も…

TVのアニメ絵本の罠1/2

コロナ以前は、小学生も児童館が使えました。 数年前のこと。 とある雨の週末、近所の児童館へ子ども三人を連れて出かけた。 絵本のコーナーで、次男が「これ読んで。」と 一冊の絵本を持ってきた。 アニメでTV放映されている、絵本であった。 オールカラー…

大人の味

ごく普通の家庭人が 非常に限られた時間で、焦りながら調理をすると どうなるか。 お湯が、 揚げ油が、 お鍋やフライパンが、十分に熱されていなくて 失敗。 三つしかない調理工程を、一つの工程に無理やりまとめて 失敗。 味付けを、勢いでほどこして 失敗…

急ぎを止めると、よい

常に急いでいると、失くし物も多くなる。 先を急ぐことを考えるあまり、自分の身の回りに注意を払えなくなるので 失くした瞬間、落とした瞬間に 気づけないのだ。 先日は、地元を外出中にイヤリングを片方失くした。 ママチャリ疾駆中のことであった。 だら…

恐怖!背後から聞こえる女の人の声2/2

緊急地震速報を耳にしているような、えもゆわれぬ怖さを感じながら その日は、コンロからの電子音を鳴るがままにして 一晩を過ごすしかなかった。 新品の電池と取り替えても鳴り止まないことに気づいた時は、 ガスコンロ会社の営業時間が過ぎていたからだ。 …

恐怖!背後から聞こえる女の人の声1/2

先日もいつものように在宅ワークをしていた。 nはダイニングテーブルにノート型PCを置き、 キッチンに背を向けて仕事をしている。 いつもなら オシャレなカフェに流れていそうな音楽を控えめにかけながら、 自作のアイスコーヒーを飲みつつ作業をしているの…

途中で止められない

やがては衰えるがまだちょっと早いと思われる、認知の衰え を 出来るだけ遅らせようとする試みの一つとして ピアノを日常的に弾くことにした。 「手は突出した脳」と言われるので、手や指や手の甲などを積極的に動かせば 脳の活動も活発になるだろう(という…

いずれにしても認知がおかしい件

仕事に余裕がある日には 朝、子どもたちの登校に付き添っている。 まだ学校に慣れていない小1の次男がいるからだ。 旦那さんは、nが子どもたちを送っている間に 出勤することが多い。 うっかり家の鍵を持たずに出てしまうと、どうなるか? 締め出しを食らう…

令和の寺子屋2/2

江戸時代、寺子屋の先生は 学びに来る子供達のお昼までは用意していなかったようだ。 現代の小学校の先生も、御自ら給食の調理までは行わない。 自称、令和の寺子屋センセnは? 三人の勉強を同時に見ながら 午前中の内に お昼ご飯を作らなければならぬ。 栄…

コンプレックス

小さい訳ではないが、nは通らない声であった。 ざわざわした駅構内で、話していると 相手から聞き返されることが多い。 騒がしいお居酒屋で注文を頼む時の「すみませーん!」は、 発した瞬間に、がやがやした店内へ消えていく。 密室の自宅で、子ども三人が…

怪なる力3/3

ふと先日、 自分の両手のひらに小さな豆が複数できているのを発見した。 中指と薬指の付け根にである。 その昔、 鉄棒を一生懸命練習した時があった。小学二年生の時である。 空中逆上がりをどうしてもマスターしたくて、 学校の休み時間に毎日練習した。放…

怪なる力2/3

同年齢の女性の平均値を、はるかに上回る値であった。 具体的には、 男子高校生と同じくらいの握力である。 高校生といったら、ほぼ成人と同じ…? 中高時代は、運動部に入っていながらも 握力はごく平均的であったのに 定期的に運動をしていない今、なぜに男…

怪なる力1/3

先日、会社の健康診断を受けた。今年から新たに 握力の測定、が検査項目に加わった。 なぜ握力なのかと調べると、老化現象を知る一つの指針として 設定しているようであった。 今年から老化現象の進行を確認しておく必要がある年齢に nも達したのであった。…

根性焼きではありません

現在顎の右下に、やけどの跡がある。 ヒリヒリして痛い。 やけどの跡が顔面にあると、目立つ。 お化粧で隠すにも、ヒリヒリなのでしばらくは何も塗れない。 という訳で、余計に目立つ。 子どもたちが口々に聞きてきた。 「ママ、ここどうしたの?」 人差指で…

オーバーホールと膨らむ老後の夢

楽器をオーバーホールに出しました。 全体を分解し、へこみやキズを修正し、コルクやフェルトを全交換し、 バランスの調整をしてもらいました。 楽器を持っている方にとって オーバーホールに出す、という行為は 楽器人生の中で大変なビックイベントらしい。…

デスクワークで立ち仕事

体重の増加、という由々しき事態に立ち向かうため 以下の対応策を考えた。 一、早朝ウォーキングを始める。(本当は走りたいのだけど、両膝の痛みにより断念) 二、無駄に家の中を動く。 三、料理をしている時や寝かしつけている時に、こっそり自重筋トレを…