2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧
第一週 昼休み 会社のそばの公園へ、散歩に出た。先輩とおしゃべりしながらよく来たな…。さわやかな秋風とやわらかくなった日差しに 季節は いつの間にか夏から秋に移っていた。 夏に転職した先輩は、元気だろうか…。 第二週 次男の保育園で、運動会があった…
お風呂で 赤ちゃんが怖いものの一つ ―目に入る泡。 長女が急かしている。「今から顔を洗うから、シャワーの用意しててね。 早く、早くね。はい!(渡して、の意)」 目をぎっちりつぶって 泡あわの手は、シャワーヘッドを待っている。 はい、どうぞ。 「はぁ。…
nは「皆さんでお召し上がりください」の意である会社に届いた差し入れのお菓子をnはその場で食べず、家に持ち帰っています。 長女の国語の宿題である。 〝今日習った、副詞の呼応 を一つ以上使って 100字以内で作文をしなさい。〟 長女、しばらく考えていた…
仕事が始まる9時に着信音がなった。 母からであった。 「今日の予定、了解。 欲望のままに生きることの功罪だけど、究極は…仙人だね。」 …仙人? 世俗を捨てた人、ということ? 抽象的すぎて、余計にこんがらがった。 自分の本能の赴くままに生きるも 良いだ…
ほぼ毎朝 nは、母に連絡を入れる。 夕方以降の動きを、お知らせするためである。 「今日は残業です。」 「次男の保育園のお迎えをお願いします。」「長女の習い事のお迎えは、私が行きます。駅から直で。」「夕飯は、あれとこれを作りました。冷蔵庫には何々…
nの妹。 先日、旧ソ連時代のカルト映画を見たらしい。 惑星ソラリスとか? 主人公の俳優がギョロ目だったのが気になったらしく、〝ギョロ目〟を調べていたら、人相学に行き着いたよう。 「歳を重ねれば重ねるほど、 その人の性格や行動は、顔に現れてくるん…
長男の学校の給食配膳で着る白衣を 無くした と思ったら、 長男の手提げ袋の奥底に、入っていた。 それでは家に無いわけだ。ちゃっかり学校にあった、というオチで 終わる。 保育園から借りた絵本も無くした が、 こちらはどこからも出てこなかった。 なので…
いつものように保育園にお迎えに行くと 開口一番に「素敵な旦那さんですね~。」と担任の先生。 何のことでしょうか…。 「今日Kちゃんがブロックで遊びながら連呼してましたよ、愛してるよぉ~!って。いつも旦那さんがおっしゃってるんですよね、きっと。う…
送別会で退職する乙女さん(男性)から、我々に向けてひとことスピーチがあった。乙女さんと、はんなりさんと、nは、とある業務で一緒に 仕事をしていた。 いつなんどきでも真面目な仕事ぶりで、信頼できる人だったなぁ…。様々なことが思い出された。 涙目…
みんなが頼りにしていた同僚が、このほど退職した。 男性ですが、アイテムの好みがわりと乙女系なので、nは心の中で 「乙女さん」と呼んでいる。最終日には 退職祝いの品、砂時計と苔玉、それからとみんなからの寄せ書きを プレゼントした。 幹事は、隣の席…
図書館や保育園から借りた絵本は 家の本棚に入れず、 棚の上に平積みにすることにしている。我が家の絵本と溶け込んで、 返却するのを忘れてしまわないように、である。 nは先月保育園から借りた絵本を ここ数日必死に探していた。 見つからないのである。 …
白衣が行方不明なことを、担任の先生にお話した。 必死に探しつつ 週末を以て見つからなかった場合は、弁償致します、と申し出た。 nの根拠のない自信によると給食の白衣は 引っ越さないと出てこないレベルの無くしものではないかと思う。 家中、探し尽くし…
ない。 洗濯してたたんで、袋に入れたまでの記憶は ある。 が、長男の手提げ袋に入れた記憶がない。 学校の給食の白衣が、ない。あちこち探しているが、ない。 家庭内紛失である。 以前 家庭にて忽然と消える洋服の不思議 について書きましたが、それはあく…
それにしても三人とも、 〝保育園の教室に、コピーをされて〟というくだりで当てましたが 次男は現役であるものの 長女、長男は既に卒園しています。長女に至っては、4年も経っていますが 保育園時代の思い出は、 まだまだ色濃く残っているのだなぁ…と感じ…
長女、長男は 前回のnの諸注意を守ってくれた。 大声で叫ばぬように、である。 答えを見つけた!という喜びのあまり 口走ってしまいがち。 まだなぞなぞに取り組んでいる人(主に次男)の 考える余地が無くなってしまうので 最後の人がギブアップしたら叫んで…
「わからないよ!」と長男。「むずかしい…。」と次男。「ぬれぞうきん?」とおそるおそる長女。 ぶぶー。 残念ですが、濡れ雑巾ではありません。 「じゃ何だろう?」「こたえ、教えてよ~。」 ダメです。 ご自分で考えるのです。そこが、なぞなぞの楽しいと…
なぞなぞの完成です。 〝わたしは、二の次で、らの次で、うの次です。 とあるカルタの最初の2文字をつけると 出来上がります。 ぶんぼうぐ屋さん、おもちゃ屋さん、本屋さん に住んでいます。 わたしは、いったい誰でしょう?〟
入浴中に次男。「ねぇ、なぞなぞ出して。」 気軽にリクエストしてますが、 出題する側は けっこう時間を要する。 なぞなぞね、えーと…と 気のない返事で、自分の髪を猛スピードで洗っていたら 「もんだい、できたの~?」「時間稼ぎじゃない~?」「お~そ~…
ベテランの大先輩から「明日、ランチ一緒にいきませんか~?」と、お誘いをもらった。 nの退職のお知らせを受けて お話を聞きたい、という。 聞きたい、というより 伝えたい何かがあるのでは?という勘が働く。 もしや、ベテランの大先輩までも…? その日の…
退職のお知らせを皆さんに出した日 nと同い年の同僚は、会社を休んでいた。 夏に先輩の退職を知り、 明るく相づちを打ちながらも悲しみに打ちひしがれた顔で聞いていた、 彼女である。 nの退職のお知らせメールを読んだ後 と思われるタイミングで背後から声…
次の退職者が控えているならば、 nは 速やかにここを去らなければなるまい。 転職先が決まったその方も いち早く新しい会社で働きたいだろう。 零細企業で 一度に二人が辞めたら、けっこう困る。業務に差し障りも出よう。 秘密持ち?の寡黙な紳士・乙女さん…
「昨日のメッセの続きですが、nさんにお伝えしたいこともあるので どこかの昼休みに、時間とれますか?」 朝イチで乙女さんからメッセが飛んできた。重要な何かを、nに伝えたいらしい。 早速その日の昼休み― 皆さんにどのタイミングで 退職のお知らせをした…
退職のお知らせを、皆さんにお知らせする時が 近づいてきた。 一先ずは もうすぐ辞める、乙女な同僚(男性)に打ち明けてみる。 nが帰る間際に(nは時短勤務しています)、こっそりと メッセンジャーを送ってみた。 n「乙女さん(仮称)…。実は私、転職するこ…