秋の夜長に探しもの2/3
白衣が行方不明なことを、担任の先生にお話した。
必死に探しつつ
週末を以て見つからなかった場合は、弁償致します、と申し出た。
nの根拠のない自信によると
給食の白衣は
引っ越さないと出てこないレベルの無くしもの
ではないかと思う。
家中、探し尽くしたからである。
一学期は、名札を無くし
(カーペットの下から出てきたというオチ)
二学期は、給食の白衣を無くす。
前回の奇跡を信じて、
カーペットの下も探した。
無かった。
あるわけない。
あったら、そこだけ膨らんでいるはずである。
こんなに狭い家なのに
探し物が見つからないという、ミステリー。
秋の夜長に
引き続き、このミステリーに挑みたい。