neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2月

第一週 日中自宅で仕事をしていると、町内放送が聞こえてきた。 「?」 近々町内のお祭りや選挙があるわけでもない。 なんであろう。 近所に高い建物などないのに、どこかに反響してしまってか 声が割れている。 Jアラートの訓練放送であった。 訳もなく心が…

火に油の6人衆

「お姉ちゃん、聞いておくれ。この間、私たち部署ぐるみで怒られたんだよ~。」 妹からのメールは 大企業に勤めるサラリーマンの悲喜こもごもを活写していて、なかなか興味深い。 「おなじフロアの、他部署のおじ様よりクレームが入ったのよ。 ”あなた方の部…

小食な人と大食いな人

新しく入社した同僚は、食が細い。 タイミングが合った時に一緒にお昼を食べているが、 女性の中でも特に小食であるかも知れない。 彼女のお弁当は、次男(6歳男児)のお弁当箱と同じ位の大きさであった。 従ってnのお弁当は、 ガテン系の男性が食べそうな…

コンプレックス

小さい訳ではないが、nは通らない声であった。 ざわざわした駅構内で、話していると 相手から聞き返されることが多い。 騒がしいお居酒屋で注文を頼む時の「すみませーん!」は、 発した瞬間に、がやがやした店内へ消えていく。 密室の自宅で、子ども三人が…

ポリマーの嵐ではない!使い捨てマスクの強度

先日、ポケットに使い捨てマスクを入れたまま、洗濯機で ざぶざぶと洗ってしまった。 マスクはどうなったか。 ドラム内の流水回転と高速脱水で、ちぎれちぎれになったマスクが 衣類全体にくまなく付着して、 それを取り除く作業が、えらい厄介な…あの嵐…。 …

中間子の底力2/2

長男のお友達、真ん中っ子の3人が遊びに来た時 おやつを出すと、食べる前に討論が始まる。 どのおやつを食べたいか?をお互いに聞き合う。 兄弟間で繰り広げられる熾烈なおやつ争いを 家庭で体験的に知っている中間子は、 それを未然に防ぎ、上手に回避する…

中間子の底力1/2

長男は放課後に クラスのお友達を、自分の家に招くことが好きらしい。 転職するまでは、nがいつも不在だったので 自宅にお友達を誘えなかった。 「ばぁばの家じゃなくて、自分の家にお友達を呼びたいんだよ。」 当時、時短勤務とは名ばかりの、フルタイム+…

バレンタインは松竹梅と毒薬で3/3

フォンダンショコラを作っている時。 湯煎で溶かしたチョコに、混ぜ合わせた卵黄と砂糖を入れて 小麦粉を混ぜる工程で お友だちと長女は、少し不安になったようだ。 長女「生地、ドロドロだね…。」 お友だち「それに黒光りしてる。あやしいかんじ。」 長女「…

バレンタインは松竹梅と毒薬で2/3

クッキー生地を冷蔵庫で寝かせている間に、 nは型抜き一式をごそごそと探した。 普段使わない製菓器具は、 nしか分からない奥の方にしまってあるのだった。 長女「クリスマスツリーの型抜きは、バレンタインとは違うから−」 お友だち「使わないね。ところで…

バレンタインは松竹梅と毒薬で1/3

今年のバレンタインデーは、 クラスのお友達と一緒にお菓子を作るという長女。 フォンダンショコラと、チョコチップクッキーを作るのだという。 今までは当然のようにnと作っていたけれど、ママと一緒 は 卒業したようだ。 そんなわけで 先週末はn宅のキッ…

おやじの淡い恋 おまけ

リビドーほとばしる?入院中の父の様子を、妻であるnの母に言うことは なんとなく躊躇したのだけれど その場でショックを受けるより (帰ってくれという意味合いのことを言われ、nは若干悲しかったです…) 二段構えで、nが前ショックを与えておいた方がダ…

おやじの淡い恋4/4

仕事の合間を縫って父のお見舞いに行っているのは 妹も同じである。 先日nが遭遇した ”(誰でもいいから)女性スタッフと二人っきりになりたいがための、 見舞い人・追っ払い事件”をつぶさに妹に報告した。 骨折してリハビリ経験のある妹は、サラリと言う。…

おやじの淡い恋3/4

父のだいぶ後をのろのろと歩いていると、 別の担当療養士さんにお会いした。 「こんにちは。 あれ?今日はリハビリ見学されないんですか?もう帰っちゃうんですか?」 「はい。療養士の〇さんと二人っきりになりたい風だったので、 さっさと退散することにし…

おやじの淡い恋2/4

まもなくして、噂の療養士さんが病室へやってきた。 「〇〇さん(父の名)、遅くなりました。 今日もリハビリ、一緒にやりましょうね~。」 見舞い人のnに気づくと 「あっ、こんにちは。担当の療養士の〇です。」と爽やかに挨拶してくれた。 いつも父がお世…

おやじの淡い恋1/4

仕事の合間を縫って、父のお見舞いに行く日が続く。 いつものように訪ねていくと、父は病室でパソコンを開いていた。 「資料を作っているんだよ。引継ぎのね。」 なんの引継ぎ資料なんだろう…。 ともかく、昨年末のような寝たきり状態から 少しずつ日常の動…