中間子の底力2/2
長男のお友達、真ん中っ子の3人が遊びに来た時
おやつを出すと、食べる前に討論が始まる。
どのおやつを食べたいか?をお互いに聞き合う。
兄弟間で繰り広げられる熾烈なおやつ争いを
家庭で体験的に知っている中間子は、
それを未然に防ぎ、上手に回避する術を知っているのであった。
食べたいおやつがカブると、仲良くジャンケンで決める。
続いて一人何個相当食べられるか?を慎重に話し合う。
この時、うっかり半端な個数でお菓子を出してしまうと
言い争いに発展することが多い。
「あっ〇〇くん、みんなより多いぞー!」
「ダメなんだよー!」
「一人だけ多いのは、いけないんだー!」
個数の平等には、こだわりが見える。
長男を含め
みんなお菓子の種類には妥協するが、個数には厳しめであった。
かようにして中間子は
自分の家でも、お友達の家でも、日々調整力を鍛えているもよう。