ポリマーの嵐ではない!使い捨てマスクの強度
先日、ポケットに使い捨てマスクを入れたまま、洗濯機で
ざぶざぶと洗ってしまった。
マスクはどうなったか。
ドラム内の流水回転と高速脱水で、ちぎれちぎれになったマスクが
衣類全体にくまなく付着して、
それを取り除く作業が、えらい厄介な…あの嵐…。
そう、紙おむつやティッシュペーパーを
うっかり洗濯機で洗ってしまった時に見舞われる
「ポリマーの嵐」(育児界では、ポリマー地獄と呼ばれている。)
となったか?
いいえ。
新品同様、真っ白になってポケットから出てきました。
マスクの裏側は、口紅やらファンデーションやらが落ちて
見た目にも相当汚かったのですが、驚きの白さで蘇っていた。
だらしなく伸びてしまいそうな、耳ゴムの部分も
以前と同じ長さと伸縮性を保っていた。
使い捨てマスクは
そもそも洗うことを前提として作られていない。
それなのに
ポリプロピレン不織布の強度、そして
ポリエステル、ポリウレタンゴムの耐洗性が素晴らしかった。
プレミアムなマスクではない。
近所のドラッグストアで買った、どこにでも売っていそうな
大容量の使いきりマスクである。
コロナウィルスの流行でマスクが払底している現在、
洗濯してこっそり再利用するのは、有効な打開策となり得るか。
…
防御効果のほどが、はなはだ疑わしい…。