保育園児の基本単語の一つ「残業」。
難しい言葉だけれど、わりと低年齢のうちから「残業」という言葉を日常的に耳にする。そしてその意味を正しく理解し、生活の中で使う。
「ぼく、今日パパがざんぎょうだから、えんちょう なんだ。」
「ねぇママ、今日ざんぎょう無い?」
残業かどうかを気にするのは、なにも会社の同僚や上司だけではない。保育園に通う園児もである。
そのありなしによって、自分のお迎えの時間が決まるからである。園児たちにも、最重要な事項なのであった。
かくして保育園卒の我が三人の子供たちも
「残業」は、オムツをしている時からの基本ワードとして定着していた。