おやじの淡い恋 おまけ
リビドーほとばしる?入院中の父の様子を、妻であるnの母に言うことは
なんとなく躊躇したのだけれど
その場でショックを受けるより
(帰ってくれという意味合いのことを言われ、nは若干悲しかったです…)
二段構えで、nが前ショックを与えておいた方がダメージが少ないと判断した。
女性療養士の方とリハビリする時だと、少なくとも妹と私は
さっさと追い払われます、と母に伝える。
すると母、
「え!私の時はそんなこと言ったことないよ。
もう、何を考えてるのかしらね!」
一瞬で憤慨していた。
「まったく!しょうもないんだから!」
ショックなんぞは、さらさら受けていなかった。
「ほんっとに、腐っても男なんだね。プリプリプリ…」
(父はまだ生きてますので、腐らせないでいただきたい…)
n、判断を誤る。
母の憤怒のポイントを押さえていなかった。