neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

なぞめいた電話から始まる

昼にスマホが鳴った。

平日の昼休みに電話がかかってくるなんて、あまりない。

 

「はい。もしもし?」

 

「あっ…あぁ…」

相手は戸惑っていた。少しばかり間があく。

 

「もしかして、かける相手を間違えましたか?」

 

「あ…あぁ…そうです…。」

 

相手は何か話したそうにしていたものの、

敢えて話すこともないと思ったのか、うろたえながら電話を切った。

 

 

いったい

どのようなシチュエーションで、

どのような間柄の人物同士で、

かけた側はどのような意図でかけるつもりで、

本当なら誰にかけるつもりだったのか

受けた側は、そのとき何をしていたのか

 

明かされていないと

読み手は、想像や妄想を膨らませるわけですが。

 

 … 

 

 

実際は-

 

nが自宅でお昼をもぐもぐ食べていた時に、

旦那さんが間違ってnに電話をかけてきた だけのことです。

 

 

味気ない設定の連続体、それが日常。