わたくしn
会社からの帰宅途中、雪の中(と言っても平坦な住宅街)を一時間以上歩き続けたら 疲労困憊?してしまった訳ですが じゃっかん吹雪く雪の道を歩くことに、nは慣れていなかった。 前から吹き付ける雪と戦いつつ、全方位に注意していたら けっこう神経を使って…
歩き始めて30分ほど経った頃だろうか、雪が暴徒化してきた。 空からはらはらと静かに舞い降りる、初期のおとなしい様相を超えて nの進行方向へ刃向かう荒くれ者の様相に豹変した。 もはや傘は、さすことをせず前方に突き出し 足元に注意しながらソロソロと歩…
先週nの住む地域で雪が降った。 普段はテレワークだがその日は出勤日であった。 雪道は危ないので、いつもの自転車通勤はせず徒歩で会社へ向かう。 午後になって上司から「今日は雪が降り積もる予報だから、早めに帰った方が良い。」と言われ、一時間早く帰…
結婚式の帰り道 旦那さんは、M子さんがいとこ夫婦にまで食材の定期便を送っていることに、 じゃっかんの抵抗を感じたようだった。 「俺たちのところには送っていいけど(いとこのことろには)送るか? 押し付けが過ぎるよな。」 食材を送るなら俺の母親では…
ある時に新しい言葉を覚えたのだが、なぜか間違って覚えてしまい、 大人になって「ハッ、今まで間違って覚えてた!!」と気づくこと nは、わりとある。 気づき10代:「アボガドロ数」を「アボガド 口数くちかず」だと思っていた。 …アボガドに口はない。 気…
熱々のグラタン皿を素手で掴み、両手の指をやけどした。 その昔、中学校の理科の授業で 熱さを感じる温点と、痛さを感じる痛点は、同じ感覚器で検出されることを習った。 痛点は、どの感覚器よりも広く散らばっているので 熱湯を触っても、ドライアイスを触…
夕飯の支度中、オーブンから出したグラタン皿をむんず!と掴んでしまった。 しかも素手で。 左右の、中指と人差し指と親指をやけどした。 いつものように慌てて夕飯の支度をしていた、ある夕刻のこと。 先に焼き上がったグラタンを、オーブンから取り出して…
(長女を除く)子どもたちが寝静まった後 虫の声を聴きながら、細々とピアノを練習する。 長女の出産以来10年以上に渡って切望していた、少しの自分時間と十分な睡眠時間が ようやく持てるようになってきた。 電子ピアノは音量を調整できる点が嬉しい。弱…
長女の入学式の数週間前、 担任の先生(となるであろう方)から電話がかかってきた。 銀行の引き落とし口座の用紙が、まだ提出されていないようですが? そこで初めて、自分の勘違いに気づいた。 「ハッ!一か月、間違ってたーー!!」 … そして、本日。 ま…
4月。春。 新しく始まった生活と環境に、みなさん順応しようと頑張っている 季節である。 n個人は、今年も順応に頑張る必要に迫られていない。 つまりは、大きな生活環境の変化はない。 いっぽう長女は今春、中学へ進学した。 中学校へ初登校の朝、第一印…
今持っている眼鏡は、今から約20年前に作ったものだった。 学生時代 大教室の黒板が、よく見えなかったからである。 勉学を終えてからは、 遠くの黒板やホワイトボードを見つめる機会がなくなり、 よって眼鏡をかける必要性もなくなった。 働き始めてからも …
眼鏡を新しく作った。 普段はかけていない。 久しぶりに昔の眼鏡をかけてみたら、 フレームもレンズも、全てが小さかった。 昔は自分、小顔だったのか?
もともと 左瞼が、右瞼よりじゃっかん下がって見える。 右瞼と左瞼の開きに差があるのだ。 その差が、年々開いてきたような気がする。 とはいえ、現段階では 化粧で何となくごまかせる程度である。 たとえごまかせなくとも、仕事上の差し障りは 全くない。 …
マスクをつけて外出することが日常生活の定番となった。 口を覆っていることにより、相手に自分の声が 届きにくくなった。 あまり騒がしくない所で面と向かって話しているのに、 聞き返される。 同僚や知り合いの方との立ち話程度の会話、役所や銀行の窓口、…
なぜハードルが高いのか… TVのアニメ絵本を、ごくごく普通の音読のよう読むと 面白いはずのストーリ展開も、魅力的な登場人物も、 一気に色あせてしまうからだ。 活字を読む楽しさが子どもに伝わらない! というわけで。 母、登場人物を演じることとなる。も…
コロナ以前は、小学生も児童館が使えました。 数年前のこと。 とある雨の週末、近所の児童館へ子ども三人を連れて出かけた。 絵本のコーナーで、次男が「これ読んで。」と 一冊の絵本を持ってきた。 アニメでTV放映されている、絵本であった。 オールカラー…
ごく普通の家庭人が 非常に限られた時間で、焦りながら調理をすると どうなるか。 お湯が、 揚げ油が、 お鍋やフライパンが、十分に熱されていなくて 失敗。 三つしかない調理工程を、一つの工程に無理やりまとめて 失敗。 味付けを、勢いでほどこして 失敗…
常に急いでいると、失くし物も多くなる。 先を急ぐことを考えるあまり、自分の身の回りに注意を払えなくなるので 失くした瞬間、落とした瞬間に 気づけないのだ。 先日は、地元を外出中にイヤリングを片方失くした。 ママチャリ疾駆中のことであった。 だら…
緊急地震速報を耳にしているような、えもゆわれぬ怖さを感じながら その日は、コンロからの電子音を鳴るがままにして 一晩を過ごすしかなかった。 新品の電池と取り替えても鳴り止まないことに気づいた時は、 ガスコンロ会社の営業時間が過ぎていたからだ。 …
先日もいつものように在宅ワークをしていた。 nはダイニングテーブルにノート型PCを置き、 キッチンに背を向けて仕事をしている。 いつもなら オシャレなカフェに流れていそうな音楽を控えめにかけながら、 自作のアイスコーヒーを飲みつつ作業をしているの…
やがては衰えるがまだちょっと早いと思われる、認知の衰え を 出来るだけ遅らせようとする試みの一つとして ピアノを日常的に弾くことにした。 「手は突出した脳」と言われるので、手や指や手の甲などを積極的に動かせば 脳の活動も活発になるだろう(という…
仕事に余裕がある日には 朝、子どもたちの登校に付き添っている。 まだ学校に慣れていない小1の次男がいるからだ。 旦那さんは、nが子どもたちを送っている間に 出勤することが多い。 うっかり家の鍵を持たずに出てしまうと、どうなるか? 締め出しを食らう…
江戸時代、寺子屋の先生は 学びに来る子供達のお昼までは用意していなかったようだ。 現代の小学校の先生も、御自ら給食の調理までは行わない。 自称、令和の寺子屋センセnは? 三人の勉強を同時に見ながら 午前中の内に お昼ご飯を作らなければならぬ。 栄…
小さい訳ではないが、nは通らない声であった。 ざわざわした駅構内で、話していると 相手から聞き返されることが多い。 騒がしいお居酒屋で注文を頼む時の「すみませーん!」は、 発した瞬間に、がやがやした店内へ消えていく。 密室の自宅で、子ども三人が…
ふと先日、 自分の両手のひらに小さな豆が複数できているのを発見した。 中指と薬指の付け根にである。 その昔、 鉄棒を一生懸命練習した時があった。小学二年生の時である。 空中逆上がりをどうしてもマスターしたくて、 学校の休み時間に毎日練習した。放…
同年齢の女性の平均値を、はるかに上回る値であった。 具体的には、 男子高校生と同じくらいの握力である。 高校生といったら、ほぼ成人と同じ…? 中高時代は、運動部に入っていながらも 握力はごく平均的であったのに 定期的に運動をしていない今、なぜに男…
先日、会社の健康診断を受けた。今年から新たに 握力の測定、が検査項目に加わった。 なぜ握力なのかと調べると、老化現象を知る一つの指針として 設定しているようであった。 今年から老化現象の進行を確認しておく必要がある年齢に nも達したのであった。…
現在顎の右下に、やけどの跡がある。 ヒリヒリして痛い。 やけどの跡が顔面にあると、目立つ。 お化粧で隠すにも、ヒリヒリなのでしばらくは何も塗れない。 という訳で、余計に目立つ。 子どもたちが口々に聞きてきた。 「ママ、ここどうしたの?」 人差指で…
楽器をオーバーホールに出しました。 全体を分解し、へこみやキズを修正し、コルクやフェルトを全交換し、 バランスの調整をしてもらいました。 楽器を持っている方にとって オーバーホールに出す、という行為は 楽器人生の中で大変なビックイベントらしい。…
体重の増加、という由々しき事態に立ち向かうため 以下の対応策を考えた。 一、早朝ウォーキングを始める。(本当は走りたいのだけど、両膝の痛みにより断念) 二、無駄に家の中を動く。 三、料理をしている時や寝かしつけている時に、こっそり自重筋トレを…