TVのアニメ絵本の罠2/2
なぜハードルが高いのか…
TVのアニメ絵本を、ごくごく普通の音読のよう読むと
面白いはずのストーリ展開も、魅力的な登場人物も、
一気に色あせてしまうからだ。
活字を読む楽しさが子どもに伝わらない!
というわけで。
母、登場人物を演じることとなる。もはや読み聞かせの域を超えて
声まね的な…?
始めのうちは、次男しか聞いていなかったけれど
長男(当時小学2年生)も、膝をついて加わってきた。
端の方でコミックを読んでいた長女(当時小学5年生)も、聞き手に加わる。
なんだか喉が渇いてきた。
いったん絵本を閉じ、nは児童館入り口のとなりに設置されていた
冷水器の水を飲みに行った。
すると、受付にいた職員さんに声をかけられた。
「お母さんは、演劇とか声優とかの仕事をなさっているんですか?」
…!!…
ついさっき潤ったはずの喉が、またカラカラに渇いた。
他に遊びに来ている親子が誰もいないから と言って
我が物顔(?)で児童館を占有すると、こういう罰が当たります。
…ほんとうに恥ずかしかった…