neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

トムの急務とジェリーの穴

子どもたちの学校が再開し、在宅ワークがはかどる、はかどる。

 

家庭生活を回していく役を一手に引き受ける者が、生活空間で仕事をすると

どうなるか。

 

部屋の中の家事を、いちいち見つけてしまう。

 

 

先日、晴れた日があった。

貴重な晴れの合間に布団と枕をすかさず干しておこうかな、と

昼近くになってから思い立った。

 

寝室に行くと、畳になにやら白い砂状の

ざらざらした粉が落ちていた。

 

おやつに食べたおせんべいが、こぼれたかな?

ん。寝室でおやつを食べるって、どうよ?

 

などど、ひとり問答をしつつ

壁をよーく見てみると、下面が真っ二つに割れて陥没し

小さな穴ができていた。

 

 

「なにこれ!!ジェリーの穴みたいになってる!」

 

 

ジェリーの穴を開けた犯人を、トムは早急に見つけなければならない。

過去3か月のふりかえり

子どもたちの学校が再開して二週間が経ち

少しだけ仕事ができる時間が生まれました。

 

数か月滞っていた仕事を、猛烈に進めている最中です。

 

育休明けからの職場復帰を三度しましたが、

今までの職業人生の中で、今回の休校が最もしんどかったように思います。

 

休校中の課題が、家庭の(つまりは親の…)学力が試されるような内容で

仕事と家庭の両立を妨げる最大の敵であったと

振り返っております。

 

昨今の学校教育において、学習の返りはとても大事だそうなので

nも真似して振り返ってみました。

 

一時的に

学校からの宿題について、はげしく敵視?していたことが

明るみになった次第です。

冷蔵庫 からの玉突き人事

最初に置こうと思っていた位置に

ようやく冷蔵庫が再設置されて、ほっと一安心した。

 

 

後は…

今まで冷蔵庫が置いてあった廊下に、荷物棚を戻さねばなるまい。。。

 

さらに…

一時的に荷物棚を置くために移動していたハンガーラックを

もとの位置に戻して。。。

 

さらにさらに…

クローゼットに無理やり詰め込んでいた洋服を、ハンガーラックに戻して。。。

 

余裕があったら…

 クローゼット内の着ていない洋服を処分するなり整理して。。。

 

 

我が家にも玉突き人事が存在する。

玄関開けたら…元通りの位置に

今まで

玄関真正面の廊下、という奇妙な位置に置かれていた冷蔵庫が

先日、しかるべき場所に再配置された。

 

夕方頃

運送会社の男性4人がやってきた。

 

親方?先輩?の的確な指示のもと、見事なチームワークで

速やかに作業は進められていった。

 

いったん廊下から玄関まで冷蔵庫を運び出し、マンションの正面玄関へと運ぶ

一部始終を、子どもたちは間近で興味深そうに眺める。

 

正面玄関あたりで

踊り回っている次男を、nはありったけの力で抑えつけた。

「ちょろちょろ動くと、けがをする!」

 

次男は

nに取り押さえられた拍子に、自動ドアのガラスに額をぶつけた。

 

ゴーン。

 

玄関ホールに共鳴する。

 

 

ベランダから冷蔵庫を運び入れる際、

ベランダの壁を乗り越えて部屋に入る作業員の方たちを見て、

ぼくも真似してみよう、と長男は思ったらしい。

 

子どもでは

壁は乗り越えられても、地面に脚が届かない。

 

着地がぐらついた。

ベランダの端に寄せておいた植木鉢がぐらつき、中の土がこぼれた。

休校中に育てて観察して下さい、とされていたオクラの鉢である。

 

「あーっ倒れたよ!そんなところから入ろうとするからだよ!」

 

長女とnは容赦ないダメ出しを入れた。

 

 

設置が完了し、

全部出した冷蔵庫の中身を、また冷蔵庫へしまう作業をしている時

急ぐあまりに、ふりかけを床にぶちまけた。

 

nである。

 

ふりかけの瓶は割れなかったが

お世辞にも掃除がきちんとされているとは言えない床に、ばらまいてしまった。

こうなったからには、すべて捨てるしかない。

 

明石土産でもらった、たこふりかけが…。

悲しい。

 

 

我が家は

何かをやろうとすると、

かならず(地味めな)何かが巻き起こることになっている…。

玄関開けたら…建築士の矜恃

搬入する際の経路や、部屋への入れ方を考えずに

大型家電を買う。

 

いかにもnがしでかしそうな過ちであるが、今回は違った。

 

「あと天井が3ミリ低ければ、廊下から入ったんだけどなぁ…。

思い出した、このリビングのソファーも、玄関の廊下からは入れられなくて、

ベランダ側の窓から入れたんだよな…。 あーぁ、買った冷蔵庫、

玄関から入んなかったかぁ…。」

 

旦那さんはとても悔しそうである。

 

数週間の間、廊下に冷蔵庫を置くことになった。

nの毎日のお料理の、不便さと手間を心配して後悔しているのではなく、

旦那さんは、 オレとしたことが…的な

万能感あふれる自分自身に対して責めているようであった。

 

 

「買うことに夢中になるあまり、部屋に入れる時のことまで考えてないのは

ありがちだよ。引越し屋さんとか運送会社のプロじゃないもの。」

 

慰めたつもりだった。

 

「いや、オレはプロだからさ。」

 

 

 

はい、さようでございましたか!

玄関開けたら…3/3

というわけで。

 

我が家の玄関先に立ちはだかる、巨大冷蔵庫-

 

威圧感がある。

廊下を通るたびに、視野に入る。

 

夜は薄暗い中に

白い冷蔵庫がぼわっと浮かび上がる。

思いもよらぬ場所で見るだけに

不気味さが増す。

 

 

玄関ドアを開けると否が応でも目に入る。

 

郵便配達の方が

真正面にでーんと構える冷蔵庫を見て

たじろいていた。

 

このお宅は

なんで玄関の目の前に冷蔵庫があるんだろうか。

 

 

回覧板を持ってきたお隣さんが、一瞬固まっていた。

 

ごめんください…

うわっ!冷蔵庫、廊下ですか!?

 

 

我が家へ来る人来る人

ドアを開けたとたん、目を見開く。

 

「冷蔵庫がおかしな場所に設置されている!」

 

 

インテリアセンスを疑われている

n家です。

 

 

これは

仮置き場ですが。。。

玄関開けたら…2/3

子どもたちの食べる量が増えてきたので、

結婚当初に買った冷蔵庫がだんだん小さくなってきた。

 

より容量の大きい冷蔵庫に買い換えることにした。

 

昨日書いたような

大型家電を買う際のありがちな失敗を見事犯してしまった。

 

 

キッチンに入らなかった。

 

 

玄関から続く廊下経由では搬入できなかった。

 

我が家の廊下はカーブしている。

ここが難所であった。

 

その難所を見落としていた。

痛恨のミスである。

 

 

配送&設置に来た業者の方がおっしゃった。

 

「廊下からは入れられませんね。

窓から搬入できますが、この人数では今日は作業できません。

 

人を増やして別の日に作業しますので、ひとまずの今日は仮の設置作業にします。

どこに置きましょうか?」

 

 

冷蔵庫のコンセントの位置からいって廊下しかなかった。

 

「廊下にお願いします…。」