永遠の恋人たるか1/2
このほど父が高熱を出した。彼は基礎疾患がある。おまけに高齢だ。
不随意の震えが止まらず、母は「これはきっと陽性である」と覚悟して、救急車を呼んだのだそう。
医療が逼迫しているこの時期、どの病院も
急患の受け入れがパンパンで、
通報から8時間後に、自宅からはとても通いきれない遠方の病院に運ばれる、という事例もあるそうだ。
患者に意識がある場合は、救急搬送は控えた方が結果的に良いかも知れない、とのアドバイスを救命士の方からもらったらしい。
父は高熱ではあったが、意識はあったのだそう。
連絡してから数時間後には、幸い
現在通院している病院に受け入れてもらえ、
入院しながら経過を診てもらえることになった。
その間、リアルタイムでメールをよこす母。
「非常時に正しい判断ができなかった…。」と凹む一方で、
「救急救命士って、ほんとかっこいい!キビキビしててさ。去り際もかっこいいの!」と、ときめきの女子発言をしたかと思えば、
「コロナじゃなかったかぁ…という変な拍子抜けがあるんだけど…。」と続ける。
状況が見えないnは、母からのメールを読んで
気持ちがジェットコースターのようになりました。