neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

2月

第一週

次男が北北西の方角に向かって恵方巻きを

むしゃむしゃ無言で食べていた。因みに椅子の上に仁王立ちである。

 

食べ終わると椅子から降り、

北北西に向かって3回、床に正座をして手をつき、祈り?を捧げていた。

 

「どんだけ福を呼び込みたいの?」と長女が突っ込む。

彼女は、節分と言えども恵方巻きを

一口サイズに切っていた。次男曰く一口サイズでは、福が切れる のだそう。

 

小分けにやって来る、とも解釈できるのでは?

 

 

 

第二週

午後から出社だった日、お昼頃に駅前を通ると

制服を着た中学生と母親、というペアを沢山見かけた。

 

その日は高校入試の合格発表の日であった。

nの住む町には、複数の高校が隣接している。

 

発表会場を後にし、様々な感情が交錯しながら駅へ戻っていく親子も、

これから発表をドキドキしながら見に行く親子も、

麗しい家族の姿だな、と思いながら見送った。

 

ふと自分の高校の合格発表日を思い出した。


隣に母はいなかった。nは一人で見に行った。

本命の高校も、滑り止めの高校も。

 

当時の母は日中仕事をしていなかったのに

なぜだろう…

 

過ぎ去れば人生の点にも満たない一瞬の出来事だけれど、

およそ25年?越しに思い出し、とても切なくなった。

 

こういう思いを、自分の子ども達(特に長女)にさせたくない

という一心で子育をしております。

 

 

 

第三週

次男のクラスが、二度目の学級閉鎖になった。

最終の登校日は、過疎の町の分校のようだったそう。

翌日より昼間は

次男が家でリモート授業を受ける。

リモート仕事の私は、必然夜シフトとなる。


私のPCを使うからだ。

コロナ対応として児童に配布されたPCに

このたび不具合が見つかり、タイミング悪く回収中であった。


隣で監督するも

ふとした瞬間に手遊びし始めたり、挙手ボタンを15回連打したり、黒画面に向かって変顔したり…


…もう慣れた…。




第四週

週末に次男の保育園時代の同窓会が予定されていた。卒園式後の謝恩会がコロナで出来なかったので、

保護者の一人が、この日なら大丈夫かな?

という一か八かの賭けで、昨年末から企画してくださっていた。


週末にお仕事があるご家庭も、

習い事やスポーツに勤しんでいるご家庭も、

卒園後引っ越してしまったご家庭も、

みなさん「万難を廃して参加します!」という熱意で即答した。


しかし延期となった。


…もう、慣れた…。