1月
第一週
今年のお正月は、M子リゾート(旦那さんの実家)へ帰省しなかった。
今までに結婚してから
M子リゾートにお邪魔しなかったお正月は、何回かあった。
長男が産まれた年と、次男が産まれた年の二回である。
新生児を連れての移動が大変&心配…という理由であった。
しかし。実際のところ、自宅で迎えるお正月の方が
基本、ワンオペ育児な上にイレギュラー家事が乗っかってくるので、
大変を超えて もうれつ であった。
待ったなし育児の家庭に、年末の大掃除やおせち料理の準備なんぞが
容赦なくぶち込まれるのである。
いろいろやる余裕は、ない。
M子リゾートだと、余裕あふれる心穏やかな新年を迎えることができる。
なぜなら“全てを一人で頑張る必要が、ない。”
さて今年、自宅で迎えたお正月。
お雑煮は作った…。
第二週
前の会社の先輩から、新年のメールが来た。
仕事の繋がりは切れても、働くママ友としての繋がりは
お互いが転職してからも保たれている。
近くのご実家に挨拶しに帰った先輩は、今年
実姉の行動が目に余ったのだという。
例年通り三泊したのは百歩譲るとして、お姉さまが新春バーゲンに行ったことが
腹立たしかったらしい。
「バーゲンに行くなとは言わないけれど、激混みのバーゲン会場からその足で
自分の家に帰って欲しかったわ。」
先輩も小さなお子さんがいるので、日常生活は用心していることと思う。
同じ姉妹であっても
人それぞれ、警戒レベルが違うことが窺い知れよう。
第三週
放課後、毎日のように家に来ていた次男のお友達が、三学期に入って
ぱたっと来なくなった。
玄関先でまいど繰り返される
「ね〜Kちゃん、あそぼ〜。」「えーどうしよっかなぁ~。」
のやりとりが、聞こえない。
どうやらお母さんに叱られたようだった。
「こんな時に人の家に行ってはいけません!外遊びも禁止です!」
ママからきつく宣言され、個人的にも緊急事態となってしまったようだった。
友達と外で遊ぶことが大好きなその子は、毎日どうしているのだろうか。
第四週
友人から寒中見舞いが届いた。
昨夏、暑中見舞いを出したら宛先不明で戻ってきてしまった
友人からである。
nは案じていた。
こういうことが度々あったからだ。夏に暑中見舞いのハガキを出して、
翌年の年賀状に、
「いろいろあって、今はもうこの住所に住んでないんだ。」
「実はさ、今実家に戻ってるの。」
「引っ越しして、旧姓に戻りました。今年から心機一転がんばるつもり!」
という内容が書かれていることが。
新年に知る、衝撃の報告。。。
寒中見舞いをくれた友人は
転居・転送サービスの期限が切れただけであった。
…良かった。