感度良し?!低めの設定基準3/3
昔からnは、気持ち悪くなることが日常的に多かった。
子どもの頃は自家中毒を起こしやすく、ひどい乗り物酔いもあった。
自家中毒は、思春期以降に現れなくなった。
けれども乗り物酔いは、大人になっても克服されていない。
体調が悪い時に換気が十分でない乗り物に乗ると、自分で編み出した対策を講じないと
必ず酔う。
そんなnなので(自分中で)気持ち悪さSOSマニュアル が確立されていた。
三人の妊娠中のつわりでは、
吐きやすい食べ物&吐きにくい食べ物リストも追加され、さらにバージョンアップした。
旦那さんは、今までの人生において
彼が記憶している範囲では
気持ち悪くなった経験が、あまり無いように見受けられた。幸せである。
吐いたものが喉に詰まらないように横向きに寝る、
気持ちが悪さが少し緩和されるようにシムスの姿勢で横たわる、
呼吸が浅くなったら胸とお腹周りの服をゆるめる、
などの基本事項を教えた。
その間、「へぇ、そうなんだ。」とか「あぁ、なるほどね。」
などと合いの手を入れて聞いていた旦那さん。
そもそも気持ち悪さMAXだったら、人とまともに会話できないはずです。
nからのアドバイスなんて聞く余裕すらなく、ただただ黙って、気持ち悪さに耐えることしかできないはずです。
ましてや、絶妙なタイミングで相槌なんて打てないはずです。
飲みすぎによる気持ち悪さも、10段階の10ではなくて、
実際のところは、4か5程度なのではなかろうか。
旦那さん、最終的には気持ち悪さより眠気の方が勝って、
ぐーすかいびきをかいて寝ていました。
…いや、1か2だな…。