neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

9月

第一週

仕事中、スマホがブルブルと鳴った。

 勤務時間に電話をかけようと試みる人は、nの生活パターンをご存じない方だ…。

 

 昼休みに着信を確認する。

 

旦那さんであった。

 メールもあった。電話の用件を、メールに切り替えたらしい。

 

「今日の朝ごはん、とっても美味しかった。たくさん食べたよ。」

 

ふ。

たちまち妻は上機嫌。

 

10年の結婚生活で旦那さんが体得したもの。

 

機嫌よく妻を転がす術。

 

 

第二週

この時期、友達とはこんな出だしでおしゃべりが始まる。

「9月の連休の予定は、もう決まった?」

 

旦那さんの実家に、帰省する。

旦那さん抜きで、帰省する。

連休の全て、帰省する。

 

と言うと 「へぇー偉いねぇ!」という答えが返ってくる。

「お嫁さんとして出来てます。」

 

偉くないし、 出来た嫁でも何でもない。

M子リゾートで、子ども達と一緒に遊びたいだけである。

 

普段は

やりたいこと より、やるべきこと を優先させて 時間のやりくりをする生活である。

 「片付けることいっぱいあるから、後で。」という大人都合の言い訳を

子どもたちはいったい何回聞いたろう。

 

家事全般の全責任を一人で請け負うことを、いっときお休みして

子ども達と向き合う時間を作りたいのであった。

 

旦那さんの実家では

いつもより気を張って、ご両親のみならず ご親戚の方々にも気を遣い

子供の面倒を見ながら、まめまめしく働き

 

帰宅後どっと疲れる

 

というお嫁さんは 世の中、数多くいらっしゃるかと思います。

 

義理母M子さんの高いホスピタリティーに 毎回、甘えに行くnは

出来てない嫁っぷりが加速する、

 

ダメウーマンです。

 

 

第三週

長男が晩方から発熱した。

翌朝も熱があった。看病のためnは仕事を休む。

 

午前中に小児科へ行こうと準備していたら、平熱に下がっていた。

 

鼻水も咳も下痢も嘔吐もない、たんなる熱。

この発熱はいったい何だったんだろう、という疑問だけが残る。

 

その日一日

普段は時間切れで出来ないお家遊びを、長男と一緒にたくさんできた。

 

発熱の原因は、

精神的なところから来ているのかも知れない。

 

 

第四週

週末は、長女の小学校で運動会がある。

お弁当は、子どもの楽しみの一つだ。

 

それなのに

”作ってあげたい”お弁当というより、時間的にも食材的にも、”作れる”お弁当

しかできない。

 

あと、技術的にも…。ここが一番の問題。

 

今週はずっと残業であった。

余裕ない母は、買い出しにいく暇もなかった。

 

 

行き当たりばったり、綱渡り的な、やっつけ感満載の子育ては、

働く母の宿命なのか。。。

漏れるものに注意

nの席そばの、天井の蛍光灯が切れた。
暗い。

隣の席の同僚と協力して、新しいものに交換した。


隣の同僚は
社内で一番背が高いので、交換係である。
nは同僚が乗る椅子を押さえる係だ。

キャスター付きの椅子は、押さえないとグラグラして非常に危ない。


「これでよし。
じゃnさん、電気つけてくださーい。」


つかなかった。
新しいのと取り替えたのに、なぜだろう。


「もしかして新品じゃなくて、捨てるやつだったのかもよ。」

「となりの蛍光灯を入れて、確認してみましょう。」


それでも、つかなかった。


「ということは、単純な電球切れじゃないね。」



そこでスーパーソームに相談した。
総務の彼女を、尊敬の念を込めてスーパーソームと呼んでいる。


蛍光灯との接続が悪いのか壊れているらしい、と伝える。


「そういえば、三日前に電気会社の方が電気メーターの確認作業に来たんですけど、
漏電マークが出ています、と言ってたのね。

でもすぐにマークが消えたとか。それと何か関連があるのかも。」

とソーム。


「ほんの一瞬でも、漏電は怖いね。」
「もし火事にでもなったら…。」

怯える同僚とn。


ソームは即座に電気会社に電話をし、
電気系統の修理をしてもらった。点検もしてもらった。


その日の夕方には
充分な明るさのオフィスに戻っていた。


スーパーソームの迅速な対応のお陰で
漏電騒ぎは一日で収まったのでした。


流石ですね!とソームに言うと、
彼女は納得のいかない様子。


「入社以来、機密情報の漏れには十分注意していましたが、
電気の漏れは…まったくの盲点でした。」

類は友を呼ぶ

先の9月の三連休は
旦那さん実家、M子リゾートにお邪魔しようと嫁のnは考えていました。


事前に連絡をしたところ

「地域の大事な清掃活動があるので…」と
やんわりと断られました。


8月の夏休みに行き、翌月にまた押し掛けるのも
よくよく考えたら

やりすぎ、であった。


気付かなかったが
自分もけっこう、グイグイ系なのか…。



「類」の「友」はこちら
neillot.hatenablog.com

戦友はグイグイ系

6年前、大阪へ引っ越すママ友Tのお別れ会を、親しい友人達と開いた。

 

ママ友Tは、ちょっぴり不安になっていた。


「大阪に、親戚とか知り合いが誰もいないんだよね。
私、うまくやっていけるかな。仕事も辞めるし、実家とも離れるし、みんなみたいな仲良い友達、出来るかな…。」

 

新しい一歩を踏み出すときは、

すこしのためらいと不安はつきものだ。


「大丈夫、大丈夫!Tママなら大阪でも通じる。明るいし、トークも面白いし。」

「大阪の人は気さくだから、心配ない!子どもつながりで、すぐに友だちも出来るって!」

 

とみんなは、勇気づけた。

 

 

6年後。つまり先月、

こちらへ戻るママ友Tのために
大阪の友人達が、盛大に送別会を開いてくれたという。

 

「その土地になじんで、親しい友人も出来ると離れ難くなるよね…。」とママ友T。

 

 大阪でも

気さくな、いい人達に恵まれて良かった。

 

「気さくどころか、みんなグイグイくるよね~」

 

大阪の友人達を

グイグイくる、と称していました。

 

 

そんな彼女は、生まれも育ちも生粋の東京人ですが

 

正真正銘の、グイグイ系です。

戦友

友人が大阪から戻ってきた。

旦那さんの転勤で
ご家族で大阪へ越していった、ママ友Tである。

旦那さんの転勤期間が終わり、先月こちらへ帰ってきたのであった。


ママ友Tの長男と、nの長女は
同じ保育園に通っていた。
同じマンションに住んでいたので、ご近所さんでもあった。


ママ友Tのご長男は体が弱く、しょっちゅう園を休んでいた。
nの長女も気管支が弱く、ことごとく園を休んでいた。


すなわち
近所の小児科で、毎週のようにお会いしていたのである。



あれから6年。
連絡をくれたママ友Tに、週末子連れで会ってきた。


「わ~お久しぶり!全然変わってないねー!」
「だいぶポンコツやで。」


「髪型、前は長かったけど変えたんだね!」
「だれが長澤まさみや。」


ボケをかましてくるところ、すっかり大阪風だ。


「だれも長澤まさみ、言うてへんし(笑)。」

とりあえず突っ込んでおいた。


全てが懐かしく
子どもたち以上に、ママ同士が再会を喜んだ。



ママ友Tとは「ママ」という枠での繋がりより、

看病のために「すみません、すみません。」と何度も頭を下げて

復帰したての会社を何度も休み、週2ペースで出会う小児科の待合室で励まし合い

子どもが罹った病気と共に闘い抜いた、


「戦友」
という繋がりの友達なのであった。

ひみつと謎と隠し事2/2

「それにしても、こっそりとやるねぇ…nちゃんの旦那さん。」

「車以外のことも、こっそりやってたりして。」

「それはないよ(笑)。」

先輩は衝撃だったらしい。
家族で乗る車なら、家族で決めるんじゃない?と。

その通りである。


二人の間で、隠し事や秘密は一切なし、
というお約束のもと生活をしている

カップルやご夫婦もいらっしゃるかと思いますが


n夫妻の関係性は
車購入の事件以来、隠匿体質?がさらに深まりました。


しかし秘密にしていても、悲しいかな
夜になるとバレてしまいます。


どうして秘密が筒抜けかというと…。
[http://neillot.hatenablog.com/entry/2017/08/09/125000:embed:c

ひみつと謎と隠し事1/2

旦那さんのワンマン車購入の件は、保育園の先生も知ることとなりました。

家庭事情はだだ漏れです。


旦那さんが勝手に車を購入していた件
neillot.hatenablog.com
その第二弾
neillot.hatenablog.com


車が来る前から嬉しくなった子供たちが、
先生に言いふらしていたのです。

担任の先生が
「車を買ったのですね~。今日も嬉しそうに話していましたよ。」と

連絡帳に話題をたびたび振ってきたので、
無視もできなくなってきました。


よーし、こうなったら旦那さんの個人プレーを
面白おかしく書いてやろう。

保育や子育てとは全く関係ない話題を、保育園の連絡帳に
書き綴りました。


「読んでいて色々なところで驚きました!でも色々なところで笑えました!」と、
どよめきの反応を頂きました。


これに勢いをつけたn。
会社の先輩にも、事前相談なしの車購入の話をしてみる。
その先輩にも旦那さまがいます。


「えええっ!?
大きい買い物を、妻へ何の相談も無く?!」


彼女もやはり、どよめいていました。


「そういえば、うちの旦那もこの間
プレステ4を買ってきてさ。私に一言も言わずに、しれーっとね。

妙に腹立たしかったから、友人たちに旦那の悪行(?)を言いふらしちゃったけど

車の方が、プレステより上だわ…。」



男性の皆さま。
オレ一人で決めたいお気持も分かりますが、

こと大きな買い物については、単独プレーは避けた方が賢明かも知れません。


あなた本来の素晴らしいお人柄は、パートナーによって歪められ

悪意ある愚痴となって
局地的には知人女性の間に、時には広く全世界に向けて

ネット上に拡散していく恐れがありますゆえ・・・。