neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

感度良し?!低めの設定基準2/3

とある晩、どういう経緯だか知らないが

旦那さんが飲み過ぎて気分が悪くなり、すやすや寝ていたnに絡んできた。

 

「気持ち悪いよ…飲み過ぎたと思うんだわ。」

 

シャンパンを一瓶開けてしまったようだ。

なにか飲む理由があったのか。ともかく安眠を邪魔されて、不快である。

 

「水を飲みなさい。」

 

旦那さん、水を飲みに行く。

 

「しばらくしたら、また水を飲むように。」

 

「まだ気持ち悪いよ…。」

気持ち悪い、気持ち悪い、を念仏のように繰り返す。

 

「嘔吐用のバケツとビニール袋を用意しなさい。」

 

「もう用意した。」

それでも気持ち悪さをアピールしてくるので、

気持ち悪さを数値化したら、どれくらいになるのかと尋ねた。

 

「気持ち悪さの度合いを1~10段階で現わしたら、今どれくらいの気持ち悪さ?」

 

「10。」

 

彼の中では、今まさにMAXであるようだ。

感度良し?!低めの設定基準1/3

ある晩

旦那さんはお酒を飲み過ぎて、気分が悪くなった。

 

普段の食事で旦那さんはアルコール類を飲まないが、わりと強い方である。

お酒は好きなのだが、飲むタイミングと機会が普段の日常に無いだけであった。

日常的に飲んでいなくても、いつもより酔いが早く回ったり、悪酔いしたりすることはある。その日の体調にもよるであろう。

 

家で飲んだ後入浴をしたら、気分が悪くなったのだという。

気持ち悪さに堪え切れず(どういう因果なのか)nを巻き込んできた。

 

寝ようとしている、というか既に寝ていたnの上にのしかかって

気持ち悪いアピールをしてきた。

 

「おれ、なんだかさっきから気持ち悪いよ…。」

 

こっちも腹部付近が重くて、気持ち悪いんですが?

 

「飲み過ぎたよ。」

 

…私は寝そびれたよ?

秋刀魚と根性

秋刀魚を買った。これは長男のリクエストである。

人間の好物に旬はなく、一年を通して好きなものは一定して好きであるゆえ、

二月のこの時期だとチョイスが季節外れとなるのであった。

 

 

秋刀魚四尾のそれぞれを二等分し、筒切りの八本をガスコンロの

魚焼きグリルに入れた。

 

途中で魚を裏返すため、グリルを開けたら、

八本あるはずなのに、一本足らない。

 

「あれ、頭部分のが一つない!」

 

しゃがんでグリル内を見た。

無い。

 

「おかしいなぁ?消えるはずないし…」

 

もしかして始めから八本入れてなかったのでは?まな板の上を見た。

やっぱり無かった。

 

なんのことはない。

グリルを開けて手前に引き出す時に、魚が網の上を滑って

グリル内の奥に落ちてしまったらしい。

 

しかしその時点ではそんな事実に気づくはずもなく、

無意識にグリルを閉めた。

 

「ん?なんか閉まらないぞ。なんか奥に詰まってるような…?」

 

はい、あなたが先ほどから探している秋刀魚が、グリルの奥で

ぺしゃんこになっていますよ。

 

「嫌な予感…。」


スマホのライトでグリル内を照らすと、奥の壁面に

もはや原型をとどめていない、潰れた秋刀魚を見つけたのであった。

 

「ひぃー!」

 

食べることは諦めた。しかし網から落ちた秋刀魚は速やかに救出せねばなるまい。

残り七本の裏面を焼く必要がある。

熱々グリルのどの側面にも触らないように手を伸ばすと、つぶれ魚には一向に届かなかった。

 

フライ返しを手に持つ。これで長さをかせぎ?グリルの奥まで手首を突っ込んだ。

 

熱い。

フライ返しで奥の壁面に押しつぶされた秋刀魚を剥がそうとした時に、グリルの天井に

右腕が触った。


 「あちっ!」


剥がす、回収する、剥がす、回収する、を繰り返していたら

右腕と右手首の複数箇所をやけどした。

 

根性は焼いておりませんので、どうぞ見間違えの無きよう。

リモート授業の利点(先生編)

次男に続きまして、小学四年生の長男のクラスも一週間の学年閉鎖になった。

ということで。

早速、リモート授業が始まった。

小二とは違い

今何をすべきかを分かっている小四諸君は

先生からの注意も少なく集中して授業を聞いていた。

質問もないのに挙手ボタン連打12回、とかない。

これが二歳の差である。

 

休み時間-

クラス全員が顔出しして

一斉にリモートおしゃべりを楽しんでいた。

 

「みんなぁ〜休み時間は何してるのぉ?」

「あれ○○ちゃん、画面に三人いるよ?」

「背景ってどう変えるの?」

「モザイクかけんな!」

 

「今から掃除していい?(お母さんの声)」

「ゆーちゃんも!ゆーちゃんもぉぉぉ…!(遠ざかっていく幼い声)」

 

「はーい。この中で、下がひそかにパジャマの人!」

「○○ちゃんの今日の髪型、可愛いね。」

「おれの寝ぐせを、見せつけてやるー!」

「ゴォーっ!(音割れの声?)」

「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ〜♪」

 

おしゃべりの嵐が続くこと数分。

突然、クラス全員の画面が消えて真っ白になった。

「主催者(担任の先生)が会議を終了して全員を退出させました」の文字が。

 

教室内でのおしゃべりの暴走は、なかなか止められませんが、

リモート授業でのおしゃべりの暴走は、あんがい簡単に強制終了できるようです。

萌えないけどギャップがすごい3/3

普段家での長女は、
長男と悪ふざけしたり、次男と幼児番組を見てはしゃいだり、と
わりと低年齢の子がすることをやりがちだが、
 
比較的まともなことを考え、中学生っぽい?年相応の意見を持っている らしい。
普段の言動とは違う次元で、彼女なりに思考を深めていることも分かった。

それにしても。
いつも家でしゃべっている言葉と、この百人一首の課題を書いた文章が、
同じ人物から出てきたと思えません。

萌えないけどギャップがすごい2/3

長女の中学校で出された国語の課題、
好きな百人一首一つ選んで感想や作者など紹介しましょう、のプリントをチラ見した。

お気に入りの一首:
瀬をはやみ
岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢わんとぞ思う

感想や作者紹介、時代背景など:
今は会えない状態だけれども、やがては出会えるということを、崇徳天皇
滝の流れに例えていてすごいと思った。私は、滝は思い付かなかった。
 
恋の歌だと言われているけれど、恋人に限らずに家族や友人、今は会えない大事な人、離れている親しい人、人ではなくて動物やペット、でも違和感はないと思う。いろんな設定が考えられる。
800年前に生きていた崇徳天皇には、どんなことを歌に込めたのかもう聞くことはできないけれど、私は見えない力がはたらく運命、を歌ったのではないかと思う。
 
崇徳天皇は、弟と戦った保元の乱に敗れて島流しになった。
父親や兄弟たちから最後まで自分の存在を認めてもらえなかった。何だかんだと邪魔されて政治の実権もにぎれなかった。
かなりしょんぼりしていたと思う。
私も家族から無視されたり、島流しにされたり、仇討ちされたら、悲しい。
 
沈んだ気持ちで滝の川を見ていたのだと想像すると(私の予想では)たぶん恋人ではなくて、
もっと大きな、逆らえない運命とか自分の望みとは違う定め、みたいなものを歌ったのではないかと思う。
「今は違うけど、いつかは!」という願いを込めたのではないかと思う。
 
今、自分の力ではどうにもならないことが多くて、私も「きっといつかは!」と思うので。

コロナ時代を生きる中学生だなとおもった。

萌えないけどギャップがすごい1/3

ダイニングテーブルの上に

長女(中一)の国語の課題プリントが置いてあった。
 
「あなたの好きな百人一首一つ選んで、感想や歌を詠んだ作者、その時代背景など紹介しましょう。」
 
まず好きな一首があることが前提で始まる質問に、生徒諸君はたじろぐ訳だが、
長女は崇徳天皇の歌を選んだようた。
 
瀬をはやみ
岩にせかるる 滝川の
われても末に 逢わんとぞ思う
 
長女はどんな感想を持ち、この歌を選んだのかな?