neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

9月

第一週

コロナ以降、健康管理には注意していたnだったが

体調を崩した。

頭が痛くて体中がだるく、立って活動するのがしんどい。

熱は無かったが、一日中横になっていた。

(何のことはない、予防接種の副作用でした)

 

そんな時「今日のご飯は?」と、何よりもまず自分の食事を心配する相手に、

フラフラになりながらも怒り心頭の病人、という構図は

残念なシーンである。

 

 

 

第二週

三人の子どもたちが通った保育園の絵本コーナーに、忘れぬ絵本があった。

かわいらしいイラストの外国の本である。

今から50年以上前に出版された本であるが、今でも根強い人気がある。

 

なぜ忘れぬ絵本かと言うと、ママが病気になってベットで寝ている横で

男の子のねこが言うのである

「きょうのごはん、だれがつくるのかな?」

 

これはヤバいです!

病人を目の前に、その人の心配をしてない!

昔の人の感性だから仕方ない?いやいや、時代は関係ないだろう。

人として(猫として)思いやりや労りの気持ちは無いのか。

しかも。人生これからの子ども達に向けて書いちゃってる。かなりつみぶかい。

 

猫好きの次男は、この絵本をよく借りてきた。

読みきかせをするnは、主人公の問題セリフのことろで必ず付け足す。

 

「この子は、ママより自分のご飯をしんぱいしてるよ。ほんらいは

ママ、大丈夫?っていうはずだよね。」

 

幼かった次男は

まいど眉間にしわを寄せて強調してくる母の思いを

受け止めてくれたか…。

 

 

 

第三週

nが体調を崩したその日。

学校からの帰宅した次男は、仕事を休み布団で横になっているnを見て、

「おびょうきなの?大丈夫?」と聞いてきた。

 

あの絵本でしつこく念押ししたかいがあったか。

 

続いて帰宅した長男。床に臥せるnを一瞥するも「あ、昼寝してたの?」

そして「ママー、おやつがもう無いよ!」

 

絵本での学びナシだと、こうなるのか…。

おやつもご飯も、食べ物という点で共通している。発想が絵本のねこちゃんと

同じであった。

 

 

男性諸君。

自分の大切な人がたとえ病気になろうとも、基本的には自分の食糧確保が

最優先事項なのだろうか…?

 

 

 

第四週

nは長男の将来を思料(←大げさな…)する。

同棲している彼女が風邪をひいた時、言っちまいそうだ

「で、今日のご飯どうする?」

 

今からでも遅くない。長男に修正と指導だ。

 

ただ長男は、ちょうど自我が芽生え始めるお年頃。

幼児さんのような

誘導は効かない。言うことは聞かない。

 

 

長男は(n妄想の同棲中の)彼女から、フラれる気がしてならない。