neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

電話口 つわものどもに 変じたり

先日、妹は行きつけの店の店主さんに

「アナタ、被害者意識が強いよ。」と言われたらしい。

 

いったいどういう状況で、どういう会話の流れからそんな指摘を受けたのか、

その場にいなかった私には分からない。

おまけに

店主さんと妹が、どれくらい親しい間柄なのかも分からない。

 

妹は

他人の意見に影響されない、個が強めな性格だと思っていたが、

昼休みに「店主さんの発言に、ただ今絶賛凹み中。」という連絡をよこしてきた。

 

聞いてないのに今の心境をお知らせしてくるあたり

姉は、電話で話を聞かねばなるまい。

 

その日は午後イチで外出の用事があった。

前もって済ませておきたかったので、昼休みを早めに切り上げた。

外に出ている時に、タイミング悪く妹から電話がかかってきた。

例の件であろう。

 

仕方なく道端で彼女の話を聞くことに。

「はい。はい。うん… あーなるほどね。」

 

外だし長々と話せないので、相槌は短く。小声で。

はい、はい、はい、はい、と妹を急かし?ながら、午後の仕事の流れを

頭でなぞっていた。

 

 

翌日。

妹から連絡がきた。

「昨日のお姉ちゃんの電話口での傾聴スタイル、ほんと安心感あった!」

 

耳は傾けてないし、話の細部はあんまり聞いてなかった。

それなのに、安心感を与えていたようだ。

 

…やった。

 

罪悪感よりお得感が勝る、この心境、

いつから私は つわもの になったのだろう。。。