neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

(自戒を込めて)皆の者、肝に銘ぜよ!

妹の勤める会社では、

今年もフレッシュな新卒さんが数名入社したそうな。

 

先日

妹の部署の同僚へ、新卒さんの書いた手紙が届いたそうな。

封筒の表面に、

〇〇(同僚の名前)宛 と書かれた文字を見、妹を含む人事部の人たちは

 

「この子、知らないのかねぇ。今の子は、手紙の書き方も知らないのかねぇ。」

という話になったのだそう。

 

妹は、”昭和の価値観は、時代錯誤として批判されることもあろうが、

こういった礼儀やしきたりは、崩すべきではないと思う。”と

メールを締めていた。

 

 

いやいや…。

どの時代でも、手紙を宛てる人の名前に敬称はつけるはず。

その新卒の方だって、知っているであろう。

 

「ま、呼び捨てでいいっしょ!」的なノリで書いたのではなく、

緊張していて、渡された案内文と同じ文面で書いてしまったのであろう。

慣れないオフィスで、気軽に「これで合ってますか?」と確認できる先輩も、

いなかったことだろう。

 

と察してあげるのが、”昭和”を自称する先輩のあるべき姿ではなかろうか?

 

さらに。機会があれば、その新卒さんに

「緊張で間違えちゃったのかも知れないけど(知ってたと思うけど)

宛 は消して、 様 に書き変えて次回は出してね~。」

 

と生温かくも、生ぬるい指摘をしてあげるのが、

レトロな昭和先輩の、理想の姿ではなかろうか。

 

 

先輩としてのお手本の在り方が、新入社員への接し方によって

示されるのである。

 

新入社員へ「今の若いコは…」という批判めいた口調は、

 

あなたが嫌がる昭和感を、いっそう高めるが、

(若手が)あなたに寄せる信頼を、高めることはない。