neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

有給の使い方、それぞれ

これから退職する同い年の同僚は、ただ今
残った有給の消化中。

次の仕事が始まるまで、同僚は
会社そばのスポットを散策しているようだ。


本当は
勤務している間に行きたかったけれど
結局忙しくて行けなかった公園やお店などに
積極的にお出かけしている。

定期券もまだ使えるし、有効な使い方である。


「nさん。今日はここへ来てみました!」

なつかしい。


「今、ここをお散歩中です~!」

行けずじまいだったね、ここ。。。


「今日のお昼は、これを食べました~!」

美味しかったよね、この店のパスタ。


「今日は、こんなイベントやってましたよ~。」

去年もこのイベント、昼休みに一緒に見たね。


写真を送ってくれるので
行ってないけど

nも会社付近をバーチャル散策してます。



nも有給消化の身です。

自宅で
体調を崩して寝ている長女の看病中。。。

気になっている 近頃の疑問、五つ。

気になっている近頃の疑問。


一つ。
長女長男のキッズ水泳教室にて、

保護者の観覧席でかかっているBGMが
いつも雰囲気たっぷりなジャズなのは、
なぜか?


二つ。
長女、長男から口々に批難されても
耐えられる次男が、

nの顔を見たとたんに
涙がポロポロと溢れ出すのは、
なぜか?


三つ。
nが「退職します。」と伝えたから時から

社長さんが何かにつけてnに絡んでくるのは、
なぜか?


四つ。
nがすやすや寝ているところに、旦那さんが自分だけのタイミングで挑んでくるのは、
なぜか?


五つ。
毎年この位の時期に健康診断を受けるnだが
年々、体重が増加傾向にあるのは、
なぜか?



一つ目以外は、

大雑把に「自明の理」で片付けられる。

10月

第一週
昼休み
会社のそばの公園へ、散歩に出た。

先輩とおしゃべりしながらよく来たな…。

さわやかな秋風とやわらかくなった日差しに
季節は
いつの間にか夏から秋に移っていた。


夏に転職した先輩は、元気だろうか…。



第二週
次男の保育園で、運動会があった。

服装の指定は

〝上は白のTシャツ、下は黒のズボン〟


入場行進をしている次男を見て、母気づいてしまう。


白いTシャツが遠目では、黄色っぽい?
黒いズボンが近くで見ると、白っぽい?


新しい洋服を着たお友だちと並ぶと、
目立つ目立つ。


お下がりしか着られない末っ子の
宿命です。



第三週
妹の自宅にて。

「一人だと生活パターンがずっと一定だから、
飽きてくるよ。」と妹。


なんの話だろう…。


「お姉ちゃんのように、自分に拠らない理由で
生活に変化をつけられる人生もいいなと思った。」


人は無いものねだりな生き物…。


「人生に変革を起こしたい。結婚もありかなと。」


変革=結婚、そういう位置付け?



第四週
妹は続ける。

「独身でいると、金銭的負担が多い時は困るね。」


妹は、近々精密検査を受ける。
検査結果によっては、手術となる。


「好きな人とずっといたいから結婚とか
寂しいから結婚とかではなく、

相互補助の関係を築くために結婚、はありかもしれない。」


健康を害した時や、事故に遭った時などのリスクをヘッジするために結婚…。


まるで保険のようです。


しからば。


非喫煙で、病歴や既往症がなく、
肥満と分類されないBMIで、健康優良体である

なるべく若い男性が、宜しいかと。。。

赤ちゃんからのご指摘

お風呂で
赤ちゃんが怖いものの一つ


―目に入る泡。



長女が急かしている。

「今から顔を洗うから、シャワーの用意しててね。
早く、早くね。

はい!(渡して、の意)」


目をぎっちりつぶって
泡あわの手は、シャワーヘッドを待っている。


はい、どうぞ。


「はぁ。間に合った。」


ホッとした顔をしている。



何が間に合ったのか。


…ん?もしや、泡?
泡が目に入るのが怖い?



「う、うん…。」


長女は、10歳。小学四年生です。


次男がすかさずそれを聞き付けて
ズバリ指摘する。


「ねぇねは、赤ちゃんねっ!」



長女、「…赤ちゃんに言われてしまった…。」

地味に凹んでいました。

言葉遣いに気を付けねばと思わされた、長女の宿題

nは「皆さんでお召し上がりください」の意である会社に届いた差し入れのお菓子を

nはその場で食べず、家に持ち帰っています。



長女の国語の宿題である。


〝今日習った、副詞の呼応 を一つ以上使って
100字以内で作文をしなさい。〟


長女、しばらく考えていたが
以下のような文を作った。



「私は、お母さんが今の仕事をやめないでほしいと思います。

理由は、会社からくすねてきたクッキーやおまんじゅうが
多分食べられなくなるだろうからです。

せしめてきたお菓子は、めったに食べられない高級なものだからです。」



「多分~だろう」 と 「めったに~ない」の
副詞の呼応は間違っていないけれど、貧乏感がにじみ出ている。。。

しかし事実に相違ないので、そこは無視しよう。


問題は、

「くすねてきた」って、何でしょうか?
「せしめてきた」なんて言葉、聞き捨てならないな。

そんなコソ泥用語
いつ、どこで覚えたんだろう…。


きっと身近にいる大人が、
普段から使っているに違いない…。



「はっ!もう~残業が終わらないから、昨日はゼリー3つ、会社からせしめてきたよ!!

みんな、どれがいい?」



あ。
犯人、ここにいた。。。

欲望のままに生きる3/3

仕事が始まる9時に着信音がなった。


母からであった。



「今日の予定、了解。
欲望のままに生きることの功罪だけど、

究極は…仙人だね。」




…仙人?


世俗を捨てた人、ということ?



抽象的すぎて、余計にこんがらがった。



自分の本能の赴くままに生きるも
良いだろう。


欲望が満たされれば、満足、満足。
思い通りになって人生ハッピー。



ミクロレベルでは、ね。



マクロレベルでは、どうかな。。。

欲望のままに生きる2/3

ほぼ毎朝
nは、母に連絡を入れる。


夕方以降の動きを、お知らせするためである。


「今日は残業です。」
「次男の保育園のお迎えをお願いします。」

「長女の習い事のお迎えは、私が行きます。駅から直で。」

「夕飯は、あれとこれを作りました。冷蔵庫には何々があります。」


といった用件メールに突如、昨日の自問を
挟んでみた。


「食後のデザートは、キュウイ。
己の欲望に素直に生きることが人生の幸せと仮定するならば、その功罪は何かな?」



いつも待ち構えていたように
速攻で返信をくれる母ですが、


会社へ着いても、返事はなかった。



ひるんだらしい。