その睨み、妄想につき1/2
ビリヤニが好物の友人が、近所に住んでいる。
初め「ビリヤニとはなんぞ?」であったが、
友人のお陰で、それがインド料理であること、そして
スパイスの効いたチキンと野菜の炊き込みご飯 であることを知った。
友人は先日、ちょいと遠いところまで足を延ばし
美味しいビリヤニを堪能してきたようだった。
「毎日でも食べたいよ。もっと近場で、ビリヤニが食べられるお店は無いかなぁ。」
という話をしていた。
そんな会話から数日後の、ある金曜の夕方。
仕事その他で力尽きたnは、夕飯の支度がおっくうになっていた。
近所のナンカレーのお店で、テイクアウトをして夕飯を済ますことにした。
おもむろにメニューを見ると、ビリヤニのメニューが載っていた。
早速、友人に知らせなくっちゃ!
「ビリヤニ好きの貴方さまへ。地元でビリヤニを出すお店、ありましたよ。
◯◯通りと××通りの角にあるナンの店、知ってる?そこにあったよ。
野菜ビリヤニを買ってみた。食べたらお味をレポートするね。
待っててね。」