白米への憧憬…
先日、次男の誕生日会があった。
旦那さんはプレゼント係。次男が欲しがっていたおもちゃを調達した。
長女長男は工作係。バースデーカードと折り紙のお花を作成した。
nは食料係。ケーキを買い、次男の好物を作った。
誕生日の数日前、誕生会で何が食べたいか次男に聞いてみた。
「白米が食べたいなぁ。」
「!」
日本の昔話に出てくる、貧しい農夫が一人呟くセリフのような答えが
返ってきた。
…白いお米を、お腹いっぱい食べたい…。
その昔は
重くのしかかる年貢にあえぐ百姓の、叶わぬ願い だったろう。
空襲で全てを失った人たちの、心からの渇望 だったろう。
時代は下り。
家庭人のnは、明日の健康と毎日の栄養を考え
白米に玄米や雑穀米を混ぜて炊く。