neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

にっぽん今話2/3

家に帰った長男次男は、

となりの公園で拾ったコインのことを長女に報告しました。

 

見つけてきた品は、まず親分に献上する−

まるで盗賊団の手下のようです。

 

「親分。こんなものが手に入りましたぜ。」

「おおぅ、どーれ。」

 

とは、言っていない。

 

長女「なぁに、これ。お金かな?

ちがう。これは…銀貨?でも軽いなあ。

コインにアルファベットが書いてある。。。」

 

 

親分…それはガチャガチャのコインの類ではないでしょうかね?

母、手下その三。

 

 

長女「もしかして。外国の小銭かも!」

長男次男「外国の小銭かぁ〜。」

 

3人は、まだ見ぬどこかの外国に思いを馳せるように、

遠い目で

くうを見つめているのでありました。

 

つ づ く。

にっぽん今話1/3

次男の通う保育園の隣に公園があります。

我が家ではもっぱら〝となりの公園〟と呼んでいます。

なんとか児童遊園、という正式な名称があるのだけど。

 

そのとなりの公園で、先日

長男と次男が土の中から何やら掘り出してきました。

 

それは、植え込みの根元に埋まっていました。

 

初めはピカピカ光る、丸そうなものが少しだけ地面から見えたのだという。

 

不思議に思って掘ってみたら-

 

大判小判がざっくざく?

ここ掘れ、ワンワン!

 

 

銀色のコインがジャラジャラ

出てきたそうな。

 

 

長男と次男は喜んで

それをおうちに持って帰りましたとさ。

 

つ づ く。

漢字かな混じり文2/2

薦めてくれた隣の席の子も、nも

その恐るべき児童書で感想文を書いて、先生に提出した

と思う。

 

後ろの席の子も同じ本で、宿題の感想文を書いた。

 

その子が

先生から返ってきたノートを私たちに見せてくれた。

 

 

自分が先生からもらったコメントは全く覚えていないが、

その子へ書いたコメントは今でも覚えている。

 

「こわそうな話ですね。

ぼくは最初、題名を

〝ランドセル はま女(おんな)〟かと思いましたよ。」

 

小学四年生で「魔」は、まだ習わない。

習った漢字のみで書くと、

 

〝ランドセルはま女〟となる。

 

 

大人になったnは、こう突っ込みたい。

 

 

先生は「魔女」より「はま女」の方が、ご興味ありますよね。

 

 

余談ですが。

当時の後ろの席だった子は、ここで登場している親友です。

neillot.hatenablog.com

漢字かな混じり文1/2

「ランドセルは魔女」という児童書がある。

 

nが今の長女と同い年の時に読んだ。

隣の席の子が薦めてくれたからである。

 

当時、小学四年生のnは震え上がった。そして震え上がりながら

後ろの席の子に薦めた。

 

 

その時の担任の先生は、

「読書ノート」という宿題を出していたように思う。

 

好きな本を選んで、読み終わったらノートに感想を書いて提出する、という

個人のペースで進める宿題であった。

フチンシ

長女は学校で、科学クラブに入っている。

 

月一のペースでゆるく活動しているそのクラブ、

毎月なかなか面白い作品を作って持って帰ってくる。

 

ブーメラン、やじろべぇ、スライム、アイスキャンディー…。

 

今回は何をやったのかと尋ねると

〝フチンシ〟を作った、とのこと。

 

はて、フチンシとは…

 

 

浮沈子であった。

 

 

パスカルアルキメデスの原理を利用した

自分で作って学べるおもちゃである。

 

大人が科学への興味の入り口を提案してあげても

子供は、必ずしも思う通りには反応しないもの。

 

「この硬いペットボトルが欲しくて、炭酸飲料を買いに行ったよね。

またサイダー飲みたいな!」

 

 

長女としては

 

フランスが生んだ、早熟の天才よりも

シチリアが生んだ、古代ギリシャの叡智よりも

 

シュワシュワの砂糖水の方に

ご執心のようだ 。

音楽会と育児の軌跡2/2

今年は…

全学年の演奏を鑑賞することができた。

 

未就学児の次男5歳、今年はつるむ相手もおらず

わりと大人しくしていた。

絶妙なタイミングでトイレ要求もしてこなくなった。

 

膀胱も成長したもよう。

 

 

6年生の平和を希求するテーマの歌には、

多くの親御さんが感動して涙しておられました。

 

 

nもうるうるしました。

 

ようやく落ち着いて音楽を鑑賞できるようになった喜びを

 

一人で噛みしめる…。

音楽会と育児の軌跡1/2

先日は長女と長男の小学校で、秋の音楽会があった。

 

音楽会、展覧会、学芸会の3つの催しが順番に開催される。

前回の音楽会は3年前、長女が一年生であった。

 

やんちゃ盛りの長男4歳と、

ちょろちょろ盛りの次男1歳を連れて見に行きましたが、

 

当然カオスでございました。

 

長男は、早くも飽きて騒ぎ出し、

次男は、てくてくと好き勝手な方向に歩き出す。

 

長女の出番の直前で、長男が「トイレ!」

 

 

肝心の歌と演奏は、

体育館外の男子トイレから

かすーかに聴いた程度で終わりました。

 

ワンオペ育児の母親がどこかに出かけると、

こういった疑問が湧き上がる。

 

「自分はいったい何をしに、ここへ来たのか?」