neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

6月

第一週
新生児のロンパースを買った。

会社帰りの平日
時間を何とかやりくりして、デパートへ向かった。
ネットで注文しなかったのは、肌触りを確かめたかったから。

手に取って生地を触る。
あれこれと物色中、かわいらしいお洋服を前に目移りしていると

「お探しのものをお手伝いしますが?」

背後から急に声をかけられた。答えにまごつく。

「ええと…新生児のお洋服を…。」

このまごつきと新生児服を品定めできていない様子から
店員さんは、nを
”ぜんぜん分からないけど、とりあえず買いに来た客”と踏んだようだ。

「新生児のお洋服のサイズは、だいたい50センチと決まっているのですよ。」

無理もない、長男と次男サイズの120センチと100センチの洋服を
思いっきり見ていた。


とんちんかんなサイズを探している客から

「親友の出産祝いに、ロンパースを贈りたい」という目的を聞くと
店員さんの見当は、確信に変わる。


お会計中
赤ちゃんにまつわる基本情報を惜しみなく教授してくれた。
さながら母親教室の、面倒見のよい助産師さんのように…。



第二週
試着させたかったので、長男の水着を買いに行った。もうすぐ保育園でプール開きがある。

三人を連れていざデパートへ。
先週ロンパースを買ったお店には、雰囲気的に行きづらい。
素通りすることに決めた。


「あっ!かわいい水着がある!Rくん、これ似合うんじゃない?」


長女、見つけちゃいました。
nがスルーしたかったお店で。


助産師店員さんは、キッズとnを交互に見つめ
あんぐり口を開けていました。その目は、こう語っている。

「ぜんぶ嘘だったのね。」


いや、積極的に嘘をつくつもりは無かったのです…!
説明の迫力に押されて、訂正できなかったのです…!



第三週
じきに出産する親友に会ってきた。
nが裏切り行為を働いた(ことになってしまった)助産師店員さんから買ったロンパースを渡す。

とても喜んでくれた。

親友は、買うまでのいきさつは知らない。



第四週
先月に続き、ケーキウィークが到来した。
長女と長男の誕生日会を続けてやりました。

「ママ、ぼくのおたんじょうびは、いつ?いつなの?」と次男

ずっと後だと知ると、
「ぼくも6月がいいー!」とだだをこねて泣いていました。


我が家の三姉弟。一人だけ違うと、こうなる。


三人とも6月生まれにまとめれば良かったか。
それとも
三人とも生まれ月を分散させれば良かったか。


子作りも投資と考えれば・・・「リスクは分散せよ」である。

梅雨は関係ない

先日、長男のクラスで親子遠足がありました。

 

何度見たって変わらないのに、天気予報をこまめにチェック。

当日の朝はうろうろとベランダや玄関外へ出て、

雨雲の動きを確認。

 

「やっぱり雨だ…。」

 

打ちひしがれたのは長男ではなく、その母。

 

「雨なら、てるてる坊主を作るといいよ。」

長男、もっともなことを言う。

 

しかし当日じゃ遅いのですよ。。。

 

三姉弟の中間子である長男。

保育園の遠足の時ぐらいしか、ママと一対一で遊べる機会がありません。

 

お天気は、二の次のようです。

 

予報通りの雨でしたが

ママと遊ぶことが嬉しい今の時期を、存分に楽しんできました。

 

保育園最後の親子遠足

後々の彼の記憶に、残るのだろうか。

nは時計役

近頃の失敗。

 

妹の誕生日に送ったメッセージカードに

西暦「2019年」と書く。平成の元号とごっちゃになった。

 

切れた食材をと10個入りのたまごを買ったら、二日前に買ったばかりだった。

冷蔵庫にたまごが20個。いったい、どうするのさ。

 

学校でのプール開きの初日、

体温を計ったまでは良かったが、判子を押し忘れる。

クラスで長女のみプールに入れなかった。

 

このように

思い違いや勘違いは、枚挙にいとまがない。

 

こんな数々の上滑りを

器用に仕事とプライベートで分けられるはずはない。

 

だから有給がマイナスになったのだ。

 

鉄槌が下ったような感じである。

嘆かわしい鉄槌話を先輩にしたら 

 

「平気平気。小さいことは、気にしなーい!」

 

と励まされた。 

「実はね、私もこの間やっちゃったのよ。」

 

意外な展開である。

先輩もミスしているのだろうか、想像できぬ。

 

「私も時短してるでしょう。

この前nちゃんが休みだった日、一時間早く帰ってしまったの!

帰り道で気付いたんだけど、あまりにも恥ずかしくて戻れなかった…。」

 

いち早く保育園にお迎えに行きたい気持ちは、働く母として

よーく分かります。

 

その日は、同じく時短をしているnがいなかったので

時間の感覚が狂ったようです。

 

 

いつも平身低頭、こそこそと早めに退社していますが、

先輩の役には立っている…。

ゆるキャラ

会社のそばで
盛り塩とお線香を時々目撃している先輩は、
またまた注目すべきものを見たらしい。


会社地元のゆるキャラ


朝会ったようだ。
「来る途中にここ地元のゆるキャラを見たよ。nちゃんも見なかった?」

「えっ、見ませんでした。どんなキャラなんですか?」

「プロレスラーみたいなんだけど、どこかかわいくないんだよね。メタボで。
ビジネスマンのモチーフを醸しつつ、なぜかパン一なの。」

「そもそもパン一で、ゆるキャラになれるんでしょうかね…。」


いや。パンツ一枚だから、ゆるいのか。
いやいや。一枚のパンツが、ゆるいだけなのか。


一体どんな風貌なのだろう。
移動中に調べてみた。


戦うビジネスマンを体現している虎、がモチーフのよう。
課長さんであるらしい。

特徴としては痛風気味、って…妙にリアルだ。
尿酸値ばかりか、血糖値も高そう。


そうそう、
最後に付け加えておきますが


メタボではない、パンツ以外の衣類を身に着けている、尿酸値が正常範囲の課長さんも
もちろんいます、私たちの勤務エリアには!




オフィス街にミスマッチな盛り塩とお線香については、こちらで書いています。
neillot.hatenablog.com
neillot.hatenablog.com

一年前を振り返る(長女バージョン)

長女へ宛てた手紙をいま一度読み返してみた。

今度こそ当時の様子や空気がよみがえってくるかと思いきや、

またもや思い出せなかった。

 

こういう忘れっぽい人は、書き留めなければならない。

 

子供達の大事な成長の軌跡を…。

夫婦の確かな足跡を…。

 

その他どうでもいい諸々のことも…。 

一年前の長女への誕生日メッセージ

長女にも、公平に。
一年前、別のブログで長女へ宛てて誕生日メッセージを書いていました。




Rちゃんへ

「本当は甘えたい。」

弟たちのお姉ちゃん、小学生のお姉ちゃん、と言われて
なかなか甘えを出せないのかな。

だから、だだをこねてしまうのかしら。
そうすると、
ママが注目してくれるから。

年々育児力は上がっている(と思いたい)のに、
Rちゃんのイヤイヤに
余裕を持って対応出来ない、相変わらずの私は

ママとして、「赤ちゃん」ですね。

修行が足りません。
Rちゃんのことを注意するより、まずは自分のことを
注意しないといけないね。


「ママと二人きり」を夢見るRちゃん。
そのチャンスをじいっと待っているのだけど、なかなか
やって来ない。

私も
二人きりになれる時間がないか、考えたよ。

そこで
朝、Rちゃんと一緒の時間に家を出ることにしたの。

毎朝の15分は楽しいね。
早めにお支度が出来た時の、ゆっくり歩く通学路は
特別だね。


私には、妹が一人しかいないけれど、
Rちゃんには、弟が二人もいる。

泣いているKちゃん(末っ子)が、いつの間にか泣き止む。
お姉ちゃんが、あやしてくれるお陰だよ。

一人で走って飛び出すRくん(長男)は、迷子にならない。
お姉ちゃんが、手をつないで注意してくれるからだよ。


ありがとう。

日々お姉ちゃん役を、がんばっているのだね。
長女である私は、ちゃんと見ていますよ。


私は、Rちゃんに「こうして欲しいな、ああなって欲しいな」という
願いが沢山あるみたい。

だからかな
思い通りに出来ないと、イライラ叱る。

思い通りになんか、いかないのにね。
育児修業を、もっと積むべきね。


Rちゃんが大好きだよ。
みんなも、Rちゃんが大好きだよ。


8歳のお誕生日、おめでとう。

ママより

長女への誕生日メッセージ

Rちゃんへ


9歳のお誕生日、おめでとう。

両手の指で数えられるのも、あと数年になってしまったね。


「つ、のつくまで膝の上」という育児のことわざがあるけれど、

お膝の上に乗っけると、なかなかに重いです。
のしかかられている感が否めないほど、大きくなったのですね。

でも、お膝の上を卒業する時がすぐそばまで来ていると思うと
とても寂しい気分です。


おかしいね。

数年前までは
「早く大きくなって欲しい。早く早く自分一人で出来るようになって欲しい。」とばかり願っていました。


その願いが叶えられつつある現在、当時の切なる思いは
単なる母親のワガママだったことに気付きました。


「大変すぎる!だれか~。」

という状態だったのです。

先も見えない、想像もつかない、暗中模索の育児の道を、
全力の力技で進む毎日でした。


何でも一番初めは、試行錯誤です。

それだけに
ひとつひとつの思い出が、鮮烈です。第一子目の特権ですね。


「初めてRちゃんが〇〇した日」という記念日エピソードは、事細かに覚えています。
忘れっぽい母の脳内に、ちゃんと焼き付いていますよ。

二人には内緒だけど、弟たちの「初めてエピソード」は
なんだか記憶があいまいです…。


果てしなく続くと思われた育児の道にも、どうやら終わりがあるらしい
ということが、最近だんだんと分かってきました。


ハイハイを卒業し、離乳食を卒業し、オムツを卒業しましたね。
ぽぽちゃん人形を卒業し、そのうちリカちゃん人形から卒業し、
やがては
ママからも卒業していくのでしょう。


ママは、”その度に寂しがっている母親” から卒業しないといけませんね。


ママもRちゃんと一緒に日々成長していきたいと思っています。



Rちゃん、お誕生日おめでとう。

ママより