nは時計役
近頃の失敗。
妹の誕生日に送ったメッセージカードに
西暦「2019年」と書く。平成の元号とごっちゃになった。
切れた食材をと10個入りのたまごを買ったら、二日前に買ったばかりだった。
冷蔵庫にたまごが20個。いったい、どうするのさ。
学校でのプール開きの初日、
体温を計ったまでは良かったが、判子を押し忘れる。
クラスで長女のみプールに入れなかった。
このように
思い違いや勘違いは、枚挙にいとまがない。
こんな数々の上滑りを
器用に仕事とプライベートで分けられるはずはない。
だから有給がマイナスになったのだ。
鉄槌が下ったような感じである。
嘆かわしい鉄槌話を先輩にしたら
「平気平気。小さいことは、気にしなーい!」
と励まされた。
「実はね、私もこの間やっちゃったのよ。」
意外な展開である。
先輩もミスしているのだろうか、想像できぬ。
「私も時短してるでしょう。
この前nちゃんが休みだった日、一時間早く帰ってしまったの!
帰り道で気付いたんだけど、あまりにも恥ずかしくて戻れなかった…。」
いち早く保育園にお迎えに行きたい気持ちは、働く母として
よーく分かります。
その日は、同じく時短をしているnがいなかったので
時間の感覚が狂ったようです。
いつも平身低頭、こそこそと早めに退社していますが、
先輩の役には立っている…。