neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

スパイ返しは、豚さんを真似て

nはトイレに入っていた。

 

ガチャ!

トイレの扉が急に開く。

 

「ねえ。ママって、本当はスパイなの?」

 

色々な意味で

スリリングな展開である。

 

後にも先にも

諜報活動したことなど、ない(笑)。

 

なんと答えようか。。。

 

パターン1:

「えっスパイ?!ママはスパイじゃないよ。Rくんのママだよ。」

 

真面目な母親編。

産業スパイにしろ、国家スパイにしろ、こんなおまぬけなスパイ

どこも雇ってはくれまい…。

 

パターン2:

「フッフッフッ…(無意味に笑い、不敵さを醸し出す)。

バレちゃあ、仕方がない。何を隠そう、本当は会社に行くフリをして、

スパイのひみつ本部からの指令を受け、ごくひミッションをすいこうしているのだ!」

 

なりきり母親編。

こちらもイマイチな切り返しである。

何を言っているのか、5歳児にはチンプンカンプンであろう。

 

それにしても

「スパイ」なんていう言葉、どこから仕入れたのだろうか。

 

…あ。

 

小声で聞いてくる「本当は、スパイなの?」には

こう答えないと、いけなかったのだ。

 

「ぐわっはっはっはっは!

スパイなんてものはなぁ、もっと勤勉なやろうがやるもんさ。」

鬼が笑う

保育園での節分行事の様子を
長男に聞いた。

「鬼に、元気玉を投げつけたよ。」

はて、元気玉とは?
新しい大豆の品種かな。


 ”今年の節分には、元気玉。 よいお豆。”

(ここでまた脳内CM、流れる。)


長男次男の園では

床に散らばった豆を食べてしまう子がいること、
豆を、お耳の中や、お鼻の中にいれてしまう子がいること、
大豆アレルギーの子がいること、

などの報告例を受けて、
今年から
豆はまかない方針になったそうです。


代わりに新聞紙を丸めた玉を作って
それを鬼に投げる、という形にしたそう。

それらを元気玉、と呼んでいるらしい。

「今はお家でも豆はまけないし、
保育園でこそ、思いっきりまけたのですが…。」
と担任の先生が
残念そうにおっしゃっていました。


さて。
お家でも、保育園でもまけなくなった豆は、
一体どこで
本格的にまくことが出来るのか。


神社です。
いざ、神社へ。


来年の話になりますが。。。

郊外パトロールという名の探索

小学校にはさまざまなPTA活動があります。
校外パトロールもその一環です。


今年は、運動靴で臨みました。
水分補給のペットボトルも用意しました。
ハンドタオルも持参しました。

腕章を付け、パトロール棒を持ち、地図を片手に、いざ出発。
地図が読めない、というより、地図を読まない女たちは、
おしゃべりを続けるうちに

いつの間にか学区を超えて、隣の町まで
来ていました。


「あれ?ここ、どこ?」

「隣町ですかね。あ。そういえばこの先に、子供が遊べる
ちょっとした森がありますよ。」

「え、知らなかった。行ってみたい。」


活動は、ゆるい。非常にゆるい。


「こっちの道を行くと、どこに出るんでしょう?」
「ちょっと行ってみましょ。」


地元民も今まで気づかなかった
脇道を見つけました。
近道も発見しました。


私道に入り込み、歩き続けること約50分。

トロール というより 散策。

散策 というより 探索 でした。

歴史は繰り返す2/2

昨日からの続きです。
neillot.hatenablog.com


よくよく考えたら、
三年前は次男を妊娠中でした。

ということは
nも相当、ぽんぽこお腹だった訳です。


お風呂の度に
ママのお腹大きいねー。丸いねー。
と、長女(当時、5歳)が言ってくるので

「中に赤ちゃんがいるんだよ。だから、ぽんぽこお腹なんだよ。」

と説明した後、

「一応、へっこむ予定です。」

なんて言っていました。


「ぽんぽこだね、ママ。」
「へっこむ予定です!」

のやり取りを、毎晩繰り返す。
そのそばで
まだおしゃべりのできなかった長男は、じっと聞いていました。


そうだった。
ぽんぽこ&へっこむよてい、の掛け合いは

長男と次男のやり取り(現在)の前に、

長女と長男のやり取り(3年前)があって、
長女と長男のやり取りの前には

nと長女とのやり取り(5年前)があったのだった。



このようにして
つまらない歴史も、重層的に?繰り返しながら

親子は似通っていくのであります。

歴史は繰り返す1/2

昨朝のお着替え時。

赤ちゃんだなぁという意味を込めて、長男が
次男に向かって言った。


「Kちゃんは、ぽんぽこお腹だよなぁ。」


もはや赤ちゃんではないと
自分では 思っている次男、

赤ちゃん扱いされて、気分を悪くした模様。


「へっこむよてい!」

と威勢よく切り返していました。



この兄弟間のやり取り、前にも聞いた覚えがある。

長女「Rくんは、ぽんぽこお腹だねぇ。」

長男「へっこむよてい。」


今から三年くらい前のこと。

当時キューピーさんのような体型だった長男に
長女がよく言っていた、

「ぽんぽこのたぬきみたいだねぇ。」と。


かくして、“我が家のどうでもいい歴史” も
繰り返すのであります。

1月

第一週目

お正月早々、長女が体調を崩した。

M子リゾート(旦那さんの実家です)からの帰りの車中で、すでに具合が悪かった。

熱を測ると39度4分。

怪しい。インフルエンザだろうか。

 

長女の使ったコップで、牛乳を飲む長男。

横になる長女にぴったりとくっ付く次男。顔が近い。

長女の看病をするn。マスクをし忘れている。

 

 家の中での感染予防は、

残念ながらほぼ不可能に近い。

 

発熱の翌々日、

びくびくしながら小児科へ行った。

 

インフルエンザではなかった。

 

あの高熱は何だったのだろう…。

 

 

第二週目

成人式の日。

地元で、着物を着たお姉さんたちに出会う。

 

長女:「きれいね。首のふわふわの、巻いてみたい。」

n:「お姉さんになったら、できるよ。」

 

と言って、何年後になるのかと考えた。

 

 

子供達との今、を大切にしようと思いました。

 

 

第三週目

長男のクラスで保護者会があった。

「都合つくなら一度くらい出てみても?」

と旦那さんに提案し続けること8年。

 

長女は、既に卒園してしまった。

長男も、1年後の春には卒園である。

 

気が付いたことがある。

長女、長男、次男とクラスが下がるにつれて、パパの参加率が上がっていく。

 

次男のクラスでは、

ご夫婦揃っての参加が、16人のうち5組ほど。

 

「仕事の忙しさは、変わらないと思う。意識の違いでは?」

 

と切り込んだ。

が、華麗にスルーされました。

 

 

第四週目

旦那さんが出張することになった。

 

にわかに心細い。

 

nの不安が伝染してか

「パパは帰ってこないの…?ずっときゅうしゅうに行ったままなの…?」

 

と子供達は聞いていた。

子供たちが不安そうな顔で尋ね続けた結果、

 

「一日だけだよ。」が

「日帰りだよ。」に縮まった。

 

…良いのか?

 

 

社長のI さん。

お得意先の社長さんから、先週末に接待を受けたのだそう。

 

「夜中の1、2時くらいまで一緒だったよ。」

「それはそれは、遅くまで・・・。」と社員一同、相槌を打つ。

 

「二次会がね、カラオケバーに連れていかれたんだよ。それが外国人バーなのね。」

「なんか、I さんの飲み方と全然違いますね。」

 

「ああ、そうなんだよ。帰るに帰れず、だよ。

 さっきお礼のメール出したら、即返事が来てたよ。楽しかったんだな。

これだからね、皆さんで回して読んでね。」

 

と言って、印刷した某社の社長さんからのご返信メールを

渡されました。

 

Iさん宛てのメールなのに、全員で回覧しちゃって

 

…良いのか?

節分脅迫?!

長男は、節分を極端に恐れている。

汗をだらだらかいている時期から、
心配していた。

「二月は、いつ?」


なぜなら
節分豆まき集会で
保育園にやってくる鬼が恐いからである。


因みに長女も当時、この集会を恐れていた。
暴れまわる鬼が怖くて
泣いたそうな。

小学校へ上がる前には、開口一番
節分に鬼が来るかどうか、を聞いてきた。

「良かったぁ、小学校には鬼が来ないんだ!
小学校が楽しみになってきた!」


そんなに恐ろしいのか…節分の鬼は…。


「クリスマス脅迫」は、昨冬に効果的に使いました。

こちらで軽く触れています。
neillot.hatenablog.com

ですが、「節分脅迫」は、
リアルに恐ろしいので使えずにいます。