守られに いく2/2
今回の発熱でnは数日使いものにならなくなった訳ですが
旦那さんは、家事も育児もそこそこできるということが分かった。
ソファーの上に子どもパジャマが脱ぎ捨てたままだったり、
靴下の片一方が廊下の真ん中に落ちていたり、
日没後なのにカーテンを閉めてなかったり…
には目をつぶろう。
nが普段やっている主要な家事ルーティーンを、適切な時間内に全てこなしていた。
結婚し子供を持ってから十年以上が経った。
気付かぬうちに、旦那さんは家庭力スキルをアップさせていたようだった。
子ども達に小言が多くなるのは、メインで家庭を回す人の、あるある現象でして。
普段は穏やかな旦那さんの、少しイラついた子ども達への諸注意を聞きながら、
「ほほう。私はいつもこんな様子で子ども達に接している、と映るんだな。」と気づく。
旦那さんの家庭力が、この十数年でけっこう高まっていたのに
普段はあまりその力を発揮していない。
なぜなのか。
握力の例で挙げたように、
女性側の「守られにいく姿勢」が足りてないことが、関係しているからではないか…?