親の成長も望まれる
地元にタピオカ専門店がある。
一度、長女のリクエストで飲みに行ったことがあった。先週末、長女が2回目の予防接種を受けた足で久しぶりに立ち寄った。
副反応で高熱が出た時のために
黒糖タピオカミルクティーを買い求めた。
一般に高熱には
経口補水液や、ゼリー状の飲料などが王道であろうに、
なぜタピオカミルクティーをチョイスしたのか。
その目的は、速やかなカロリー摂取であった。
タピオカは高カロリーなので、体力が激しく奪われた際、
飲みやすい形状で、素早く高エネルギーをチャージできるタピオカ飲料は、
好適だろうと考えた。
「おしゃれだな♪」
テイクアウトしたドリンクカップを手に持ち、長女はご機嫌であった。
もう一つの目的は、ムチの後のアメ。
乳幼児が
注射痛かった〜!!先生怖かった〜!!と泣いてグズっていても、
瞬時に涙が引っ込み、即効でご機嫌になる魔法の言葉が、
「痛いちゅうしゃがんばったから、オレンジジュース飲もっか!」
長女は現在、中学生。
さすがに注射では泣かないし、接種の目的もちゃんと理解している。
予防接種で(具合が悪くなることはあっても)機嫌は悪くなってない。
注射は、もはやムチではない。
それなのに「痛いのにがんばったね」的なアメを与えようとするnは、
乳幼児の時から対応が変わっていないのであった。
ある意味、問題である。
唯一変わったのは
ご褒美のオレンジジュース が、タピオカミルクティー になったくらい…。