安堵からの緊張と恐怖
今春に長女は、小学校を卒業する。
先月、卒業式に先立った謝恩会が、コロナで中止となった。
謝恩会の会場となる体育館で、nはスライド上映会のナレーションを
担当することになっていた。やらずに済み、安堵していた。
つい数日前までは。
先週末、卒対委員の方から突然の連絡が回ってきた。
「来週◯日の放課後、児童と先生方と卒対委員の集まれる方のみで
DVDのスライド上映会を催す運びとなりました!
つきまして謝恩会の司会進行役をお願いしていたnさんですが、
スライドのナレーションをお願いできますでしょうか?」
…
きた…一度安心させてからの、恐怖を味わわせるやつ。
当日までの日にちが無さすぎて、もう断れないやつ。
なにとぞお願い!としながら、私しか選択肢が無いやつ。
…
完成版の映像と原稿を送ってもらいました。
自分の声質だの滑舌だの…は、この際どうだっていい。
仕上がった映像と、ご家族の方からのメッセージを見て、
泣きそうになりました。(保護者目線)
卒業していく子どもたちのために、涙をこらえて
全力で取り組むことにいたしました。
はて、泣かないように誰目線で臨もう?