不謹慎な安堵
今春、小学校を卒業する長女ですが
先日、謝恩会の中止のお知らせがLINEで告知された。
緊急事態宣言の延長を受けて、学校と卒対委員さん達との話し合いの結果、
だそうです。
移動教室も、学芸会も、演劇鑑賞会も、卒業遠足も
学校行事らしいことは何もせぬまま卒業していく、6年生。
なのに。
nは謝恩会が中止になり、ホッとしている。
司会進行役を、流れ的に仕方なく?引き受けてしまったので、
やらずに済んだ という安堵の気持ちが強い。
というのも
謝恩会が開催された場合、会場で
子どもたち一人一人の、小さいころの写真をまとめたDVDを
スライドにして流す演出があった。
そのスライドに被せて、お家の方々からのメッセージを
司会進行役が代読する、という役目があったのだ。
とちったり、言い間違えたり が
絶対に許されないないやつである。
このスライド、
我が子の6年間の成長を振り返り、
しんみりする場面であろう。
泣いてしまう保護者の方もいらっしゃるかも知れない。
そんな雰囲気の中、
成長を刻む、美しい思い出のスライドに
滑舌悪い、噛み噛みの、くぐもったnの声がかぶさる動画が、
みなさまのスマホに記録されなくて、良かった…
という安堵…。