遊びじゃないです。
小学一年生の次男、学校で漢字の学習が始まった。
今日の漢字の宿題は、「十」。
「十」を使った文章を作りましょう の問題で、次男の鉛筆は
止まった。
隣で宿題をやっていた長女がヒントを出す。
「十人十色、とかどう?」
「Kちゃん(次男)は分からないよ。」と長男。
「あは、そういうあなたも知らないでしょうよ。」と長女。
「ぼく知ってる。
朝起きたら、おふとんが滝みたいにわれてるやつだよね。」と次男。
我が家では
数枚の布団を敷き並べて寝ているのですが、寝ている間に敷布団を蹴っ飛ばし
もはや埋めようのない隙間があく現象を、”モーセの十戒” と呼んでいる。
まいど畳の海に落ち、エジプトという名の敷布団から脱出している民は、
主に長男であった。
「じゃ、十戒を書きなよ。」と長女。
かくして
長女長男からの入れ知恵で、次男はこんな文章を書いた。
”おふとんがわれて、モーセの十かいになる。”
…
先生は、我が家の朝のお布団状況と、特有のお家ワードは、
ご存じないと思います…。
(翌日先生から、「おふとんでモーセの十戒ごっこ?という遊びがあるのかな。」
というコメントを頂きました。)