保育園の子、通園5年で進化したこと
その日は小学校の行事の関係で
nは会社を休んでいた。
平日nが家を出た後、次男は
保育園までの時間をどのように過ごしているのかを観察できる
チャンスである。
予想を裏切らず、パジャマのまま
自由気ままに、まずはそこら辺をウロウロ・・・
おもむろに
レゴブロックで遊びだす。
そして、ソファーでくつろぐ。
今度は気が変わって、ベランダに出る。
目に入った楽しそうなこと、にとりあえず食いつく4歳児。
ちなみに起きてから一時間は経っている。
時間の観念は、まだない。
旦那さんが、合間合間に「お着替えね~。」と優しく促していた。
旦那さんは、急かさないし、怒らない。
それでも無視してベランダでお絵描きをし出す次男に対し
旦那さんは、最強の手段に出た。
「Kちゃん。
このままパジャマで遊び続けたら…
ほいくえんに行く前に
ごほんを読む時間は 無くなるなぁ!あ~ぁ、ざんね~ん!」
次男、ハッとする。
楽しみにしているごほんが読んでもらえなくなる。
幼児の動きとは思えない素早さで、お着替えを始めた。
なにやら一人でぶつぶつ言いながら。
「いそげっ。いそげっ。
いそげったら いそげぇ~!」
保育園の子
毎日nに急かされ続けて、はや5年
ついに、自身を急かすまでになりました…。