neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

母上の秘密2/2

母はその昔、美術系のモデルをしていた。

積極的に秘密にしていた訳ではなく、ずっと忘れていたそうで
孫たちと一緒に公園行くことになった時に
ふと思い出したのだそう。


「美術モデルって、動かないから楽そうに見えるけど、実は違うのね。
同じポーズをとり続けるって、かなり苦しい。」

「傷とかあざとか作らないように、ケガ全般に注意してたかな。」

昔の思い出がよみがえってきたようだ。
饒舌である。

「動きの大きいポーズは、再現するのが一番難しくて。
製作期間が長期に渡ってたりすると、前のポーズが分からなくなっちゃうのね。」

それ、マズいですよね?

「呼吸は、なるべくしないほうがいい。」

し、死んでしまうではないか。


酸欠に耐え、重力に耐え、多くの視線に耐え、
時間の経過に耐え…

耐え忍ぶことの多いお仕事なのでしょうか。


美術モデルに関するレクチャーを断片的に聞きましたが(情報古め)

この情報が役に立つ日は、、、多分無いだろう。


モデルとしてnは
あちこち平板な部分が多いゆえ。

母上の秘密1/2

かめのじょうを放った池がある公園へ、遊びに行って来ました。

放流してから数ヵ月ぶりに訪れます。元気で暮らしているか、見てきました。


かめのじょうについては、こちらで触れています。
neillot.hatenablog.com


母も、ついでに誘いました。

公園へ行く前に
「ばぁばはこの公園に行くのが初めてだから、みんなで道案内をしてあげよう。」と

子供たちに話していたら

「前に撮影で行ったことがあるのよ。」と母。


え、撮影?!

「もう40年くらい前だけど。」

初耳です。

「撮影って、撮影スタッフで?つまりカメラのこちら側?」

「ちがうちがう。カメラの向こう側よ。」


母はその昔、モデル業とか女優業をしていたのだろうか?
娘のnは、知らんぞよ。

「雑誌の撮影で来たのよ。ヘアカタログだけど。」


カットモデル…
モデルさんじゃないですか。


娘は知らない、母の青春時代。

カットモデルの他にも、美術モデルもしていたらしい。


デッサン、クロッキー、彫刻、写真などなど、ジャンルを問わず
頼まれついでにモデルを務めていたという。


「卒業から結婚するまでの、ほんの短い間よ。」


デッサンということは…裸婦にも挑戦したのだろうか。

「モチーフで、裸婦は人気なのよね。今もそうじゃないかな。」


もったいぶって、すぐに答えない母。
再度、恐る恐る聞く。


「私はやらなかった。
芸術のために一肌脱ぐ勇気と自信がなくてね。」


当時の母に、勇気と自信があったなら

自分は、今、ここに、存在していないような気がします。

それが問題だ

先日、義母のM子さんが

小型のホットプレートを持ってきてくれました。

みんなでお焼きを作りました。

 

ホットプレートはずっと欲しいと思っていましたが

子どもが不用意に触ってやけどする可能性が大なので、

買うのはよそうと我慢していました。

 

しかし

熱いところには誰も触っていないし、ふざけてもいない。

M子さんとnの注意を守って

キッズ三人、上手に使いこなしている。

 

子ども達がワイワイ言いながらお焼きを焼く様子を見て、にやり。

 

これはいける。

子ども達と一緒に作れる、という楽しい妄想が膨らむ。

 

お好み焼き、焼きそば、ホットケーキも焼けちゃう。

焼き肉もいいな。

 

これからますます暑くなる季節に向かおうとしている時に

電気で熱を出すホットプレートを買おうと企むn…。

 

いつぞやの週末にクッキーを焼いていた時

「電子レンジのオーブン機能は、夏は使わないでくれ。暑い。」

 

と旦那さんから言われたばかり…。

 

 

今買うべきか、冬まで待つべきか。

5月

第一週
この時期になると
会社の同僚と、おなじみのやり取りが交わされる。

お互い唯一の同学年、おまけに誕生日も近い。

「今年も誕生日がやってきましたよ。」
「一つ歳を取る、という現実を突きつけられる日。」

中原中也さん(と同じ誕生日なので、こう呼ぶ)。」
「ピョートル・チャイコフスキーさん(と同じ誕生日なので、こう呼ぶ)。」


中也とピョートルが嘆いていると、
振り向きざまに先輩が一言。

「もう若ぶらなくて済むんだから、気楽だよ。」


外見と同じように、内面も老成させていけば
心身ともに
バランスのとれた歳のとり方ができます。




顧問のOさんが、柏餅を差し入れて下さいました。
生菓子の賞味期限はその日中ですが、
わが社なら心配ご無用。

頂いて30分と経たないうちに
跡形もなく皆さんのお腹へと消えます。


「こしあんも、つぶあんも苦手ですので…」なんていう
かわいげない態度は

甘党な皆さんのおかげで、目立たない。



第二週
(長男はひよこのぬいぐるみが大好きです。)

M子リゾートへお邪魔しました。
ふれあい動物園へ連れて行ってもらう。

「本物のひよこさんだよ。優しくなでなでしてごらん。」

遠巻きに眺め、おっかなびっくり触る長男。
すぐに手を引っ込めてしまった。

長女次男
ひよこを抱っこして、手のひらで包んでいる。
ぴよぴよちゃん~。」

長男、そのうちに「ぼくもういい…。」
プイとどこかへ行ってしまいました。

長男が喜ぶと思って訪れたふれあい動物園は
不発に終わりました。

後で長男に聞いてみる。
「ひよこじゃない。ぬいぐるみが好きなの。」


そっちでしたか!



第三週
整形外科を受診して以来、膝への負担を意識するようになった。

「サポーターを巻けば、運動時に痛まないんじゃないかな。」
会社の先輩がアドバイスをくれた。
運動好きな先輩は、怪我にも詳しい。

「医療用よりスポーツ用のサポーターの方が、洗濯に強いよ。
医療用のは白で、汚れが目立つ。」
母がアドバイスをくれた。母も運動好きだが、主婦目線である。


スポーツ用サポーターは、母から私への誕生日プレゼントとなった。

「誕生日にマイサポーター、いいじゃない。」母は満足げであった。


「ちなみに私のとお揃いだから。」


変なところで、カブせてくる母。



第四週
旦那さんの誕生会をしました。
ついこの間もnの誕生日にホールケーキを食べたばかりです。

一難去って、また一難、、、。


食べましたよ、美味しそうに。


今年もひとりアカデミー賞、狙えると思う。

すんどめの応用範囲

熱気あふれるかけ声を聞いて以来、
警視庁の前を通る時は耳を済ますようになった。

かけ声を聞いた時のエピソードは、こちらで触れています。
neillot.hatenablog.com


「今日も地下でワッショイやってるかな。」

しかし、それ以来
ついぞ聞いたことはなかった。


警視庁では、5月に体育祭があるようだ。
ワッショイは、体育祭の練習であったらしい。


地を揺るがさんばかりのかけ声は

アイドルを応援するオタ芸ダンスの練習ではなかった。
ましてや、春祭りのお神輿担ぎの練習でもなかった。


よくよく考えたら、

アイドルのライブでハジける、
というより
ライブ全体の警備を担当するだろう。

お神輿を担いで威勢が良くなる、
というより
お祭り全体の警備を担当するだろう。


練習模様を覗いてみたい、と思わしめるエネルギーでした。


少しだけ聞くと、覗いてみたくなる心理。
少しだけ見ると、覗きたくなる心理。


チラ聞きチラ見せの応用範囲は、広い。


部外者ですが
体育祭は少し覗けたりできるのでしょうか。

顔で笑われるの巻

ドイツへ行っていた妹が帰国しました。

今年はマルチン・ルターの行った宗教改革から
500周年とかで、
ドイツではわりと地味めに盛り上がっているのだそう。


土産話を聞きたかったので、連絡ついでに
自分の写真を添付しました。


「え、何これ?!化粧濃くない?」
「ちょっ、このポーズ、ウケるんだけど!」

「この不敵な笑みは何?」
「後ろに漢字表が写ってるけど。もしやトイレで撮影?」

矢継ぎ早の突っ込みが収まった後、


「ようやく、髪切りに行けたんだね。」


…ようやく、気づきましたか。


妹はお笑いが好きです。


あなたの好きな
ブルゾンさんを真似てみたんですよ。


姉の顔で、腹筋がよじれるくらい大爆笑したそうです。


メールを見た場所が、家の中で良かったね。