neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

テイル氏1/2

通勤途中に、時々マンウォッチングをしている。

「人間行動学」といった高尚なことではなく、

この人は注目すべき人物だと、勝手にnが決めつけた人を

注視しているだけのことである。

 

現在のターゲットは3名。注視期間の長い順に並べる。 

 

テイル氏。

福助さん。

そして松川せいせい。

 

いずれもnが心の中で付けたお名前であるので、ご本人は絶対に知らない。

第一、nの存在すら気付いていない。

 

今回は、テイル氏について取り上げてみたい。

  

以前、ヘアドネーションについて書きましたが

neillot.hatenablog.com

 

健康な状態で、髪を長く、しかも早く伸ばすにはどうしたらいいか

と考えていた時のこと。

 

きりりと結んだポニーテールが印象的な方を通勤路で見かけた。

テイル氏と名付ける。

 

テイル氏は

会社の最寄り駅付近で、見かける。

 

大通りの交差点で信号待ちをしている時に、どこからともなく合流してくる。

決まって横断歩道の手前で、先頭に立つ。

 

氏に会った朝は、必ず彼の後頭部を眺めることとなる。

 

「今日も美しい黒髪ですね。つややかですね。」

 

ばりっと決まったテイル氏のポニーテールは、

 

男たるもの、ヘアワックスでぴっちりと撫で付けて結ぶべし、

 

という長髪男性の心得を示しているかのようだ。

 

ふわゆるを目指す、女性のポニーテールとは違い、

男性の目指すべきポニーテール(オフィス編)は、間違ってもルーズ感は出さない。

 

テイル氏の髪のようにツヤがありつつ、この位の長さが欲しい…。

 

nは氏の後ろ姿しか、知らない。

室内でも満開

先日、会社でお花見会食がありました。
 
数年前までは
社員揃って近くの公園へおもむき
特大シートを広げ
満開の桜の下、みんなでお花見弁当を食べていました。
 
しかし、ここ数年
花粉症の社員が増えて

 

というより

 

「花粉症なので外イベントは遠慮したい」とカミングアウトする社員が増えて、

趣向が変わりました。


美味しいお弁当を食べるには、
止めどなく流れ出る、鼻と涙を押さえながら
マスクを外して・・・という状況は、辛かったと思います。

 

社員達の相次ぐカミングアウトは、大きなうねりとなって

お花見でありながらの室内イベント、を
勝ち取ったのでありました。


という経緯がありまして、、、


I社長さんごひいきの粋なお店にて

 豊かな海と山の幸を、

社員一同美味しく、有り難く頂きました。

 

もちろん、I社長さんのダジャレも満開でした。

 

そして可憐に散っていたのであります(笑)。

はなればなれに2/2

昨日からの続きです。
neillot.hatenablog.com


最初は長女のお話を
興味津々で聞いていた弟たち。

しかし、長男の顔が次第に曇り始め
下を向いてしまいました。


そして
肩を震わせて「うっうっうっ…。」


泣いている。
母、速やかに介入する。


「Rくん、大丈夫?」

「うううっ…うわ~ん!!
ママとはなればなれなんて、ぼくやだー!」


それを見た次男も、
みるみる目に涙があふれてきて

「うえ~ん!ぼくもやだー!」


つられ泣きで
あっという間に涙の大合唱。

こんなはずじゃ…と長女、
結果的に二人を泣かしてしまったことで、おろおろ。


エモーションの嵐が鎮まったころ
泣きじゃくる二人を静かに抱きしめ「ママはどこにも行かないよ。」と
優しく言いました。

すると、
「ううう、うわーん!!」


しまった。逆効果だった。
収まってきた泣きが、また再燃してしまった。



長男はその日
トイレに入る時も、お風呂に入る時も、寝る前も、

長女のお話を思い出しては、悲しみに浸り
泣いていました。

「ママとはなればなれなんて、ぜったいにやだー!」


ママがいなくなる、どこかへいってしまう、
はなればなれになる、
ことは
幼い子供にとっては、最大の恐怖である。


大人でも
親が、親しい人が、身近な存在の人が、突然いなくなってしまうと
精神的なダメージは受ける。
恐怖に結び付く喪失感に襲われる。


今日のような長男の心理状態から想像されるにつけ

被災地のお子様も、もちろん大人の方も
それぞれの心に残された傷跡の深さは、
計り知れません。


長女の作ったお話が
不意に、東日本大震災を思い出させてくれました。


問題は、なぜ4月も下旬の
今なのか(笑)。

はなればなれに1/2

長男次男が可愛がっているぬいぐるみを前に、
長女がものがたりを語っている。


「このひよこさんとひつじさんは、赤ちゃんです。

ある日大地震が来て、
ママとはなればなれになってしまいました。

そうです、津波にさらわれてしまったのです。ざっぶ~ん!!ざっぶ~ん!

わ~ママーっ!!」


なんだか悲しい展開です。


先月、旦那さんとnは
6年前の3月11日に、東日本に大地震が来た
その当時の様子を長女に話しました。


いつもと違う大人たちの真剣な口調に、
長女も眉間にシワを寄せて
聞いていました。


長女の語るものがたりを聞いていて
話の元ネタは、東日本大震災だと気付きました。

謎のかけ声

昨日の帰宅途中のことである。

道路の反対側から、大勢の歌声が聞こえてきた。
いや
歌声というより、唱え声、と言った方が適切か。


風に乗って、切れ切れに


せいやっ!(代表の声)
せいやっ!(団体の声)

と言っているようにも、

わっしょい!(代表の声)
わっしょい!!(団体の声)

と言っているようにも聞こえる。

大通りを行き交う車のエンジン音に所々かき消されるが
確かに、大人数のかけ声である。


数週間前にも、同じ場所で聞いた。
もはや空耳や幻聴ではない。


女性も混じっているのかも知れないが、
大多数は男性であろう。


低く響いてくる。どうやら地下から、響いてくる。

姿は見えぬが、声だけは聞こえる。



春祭りに備えて、お神輿担ぎの練習でもしているのだろうか。

その熱気と一体感は
アイドルを応援する踊りとかけ声を打つ、オタ芸のようでもあった。


今、警視庁前の地下が、熱い。

突風5/5~採用試験官のつぶやき~

先週末に開かれた新たな採用会議で
例の怒れる応募者の話が出ました。


同僚1「この間の応募者はパンチが効いてましたね。」

同僚2「あんな展開になるとは、想像してませんでしたよ。当たり屋でしたよね。」

みなさんにも強烈だったようです。


n「こちらからのメールで何か不備があったのでは、と総務にも確認しましたが
特に失礼はなかったですよ。」


同僚2「最初のファクスが来た時点で、応募の形態が怪しかったので、
そのままにしておけばよかったのでしょうか。」

同僚1「ファクスからでは実力は分かりませんからね。
採用試験で、その自信たっぷりな40年以上の実力は出ると思うのですがね!」

同僚2「長年の大事なお客様が(わが社に)依頼してくれた仕事を、こんな人には振れませんよ!」


マイルドな皆さんの発言が、ゆるやかにヒートアップしていく。


応募者からの挑戦的な問いと、容赦のない批判に
じゃっかん
心がざわついたのも事実でした。


因みにその応募者は、私達の祖父でもあり得る年齢の方でした。

その年齢にnはまだ達していないので、
憶測でしかないのですが


ご本人のやる気とは裏腹に

「年齢的にもう働けない」と周囲から決めつけられてしまったり、
はなから労働力人口としてカウントされなかったり、

立ちはだかる年齢の壁が、再就職活動を妨げているのかも知れません。


履歴書より
現在はお病気を克服され、健康に問題はないとのこと。
勤労意欲に燃えているのでしょう。


それゆえに、やるせなく
とにかく若いもんを説教し、叱りつけたかったのかも知れません。


そんなところに、
応募者の怒りの元があったのでは?と考えます。



その方に、お伝えしたかったです

「弊社では、採用する際の”年齢による足切り”は、ございません。」

と。



「突風」の本編はこちら。
neillot.hatenablog.com

今週のお題「自己紹介」を書いてみる

今週のお題、「自己紹介」。

見やすいように設問とその応答、という形にして自己紹介を書いてみました。

 

・ブログを書いている時は、            「平安時代の宮廷作家のように。」

・会社へ出勤する時は、                    「出陣前の戦国武将のように。」

 

・会社の先輩、後輩、同期には、                    「ひたすら低姿勢で。」

・おふざけが止まらない子ども達には、        「どこまでも高圧的で。」

 

・結婚前の旦那さんに対して、        「聞き上手の、観察者。」

・結婚後の旦那さんに対して、        「おしゃべりな、協力者。」

 

・切羽詰まって家事をしている時は、            「さながら恐怖政治の独裁者。」

・切羽詰まって育児をしている時は、            「やっぱり恐怖政治の独裁者。」

 

・10年前の自分と比べると、        「どこかが、老化している。」

・10年後の自分を想像すると、    「どこかは、進化している。」

 

・働く母として、                                「色々なことと、闘っている。」

・一人の女性として、                        「色々なことが、終わっている。」