笑いある出し物になるよう、全力で3/3
母娘のつれづれなる会話は続く。
「Rちゃん(長女の名)は、何やるの?」
「縄跳びの後ろで、そつぎょう の〝ょ〟の札を持つよ。」
アンゴラ村長役のお友だちが縄跳びを披露している後ろで
あの動きをしながら、「ょ」を掲げるのだそう。
吹き出さないでやるのが、難しいという。
やってる人達はぜったいに笑ってはいけない、と
先生が念押ししているらしい。
台本には
「笑いある出し物になるよう、全力で!ただし、自分たちは笑わない!」
と書いてあった。
先生たち、かなり真剣らしい。
「○○ちゃん(お友だちの名前)のブルゾンちえみ、堂々としていて本当にうまいよ。
それに。この間の練習で、黒のたてじまのブラウス、着てきたんだよ。」
子どもも、けっこう真剣らしい。
3年生の出し物である お笑い は、インパクトがあるようで
長女はブルゾンちえみを家で真似していた。
長女「こうりつてきな学級活動、じゅうじつした学校生活、どうも。
△△(小学校の名)ウーマンです!」
n「へぇー面白い。お友だちの台詞、覚えちゃったんだね。」
長女「ウン!もっと言ってあげようか!
… 今まで最上級生としてかつやくしてくれた、6年生。
たくさんの思い出ができたと思うけど、入学してから今日まで、何日△△小に通ったか、知ってる?」
…
長女「35日!」
n「少なくない?たったの一ヶ月ちょっと!?」
長女「これは私が考えたの!35億じゃ、多すぎると思って。。。」
蛙の子は、蛙。
蛙の子の親も、やっぱり蛙。
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