ふくよかさん認定1/2
一児の母である先輩。
仕事中に、こっそりメッセンジャーを送ってきた。
「nちゃん。昨日私、妊婦さんに間違えられたよ。」
「えっ!?」
妊婦さんに間違えられる、とは
一般的に
ふくよかな感じですよ~ということを示唆しまいか?
先輩は、見間違ってもふくよか系ではない。
運動大好きな、アスリート系である。
どういう状況だったのか、究明せねばなるまい。
昼休みの筋トレ、じゃなかった お散歩の時に
詳しく聞いてみる。
発言の主は、
保育園のクラスメートのおばあちゃん。
昨日のお迎え時
先輩はたまたまコートのボタンを外していた。
クラスのお友だちに
「Mくんのママ~ボタンがとまってないよ。」
と指摘された。
そうである。
3歳児の目線の高さは、ちょうどママのお腹の辺りなのだ。
息子さんのMくんが、すかさずボタンをとめて
ママのお腹を抱えてニッコリ。
息子さんは
ママのボタンをとめてあげて満足だったのでしょう。
同じ時にお迎えに来ていたおばあちゃん、
その様子を見て
「もしかして!」と女の勘を働かせてからの、発言だったらしい。
「そういう経緯なら、ふくよかさん認定とは
全く別ですよ!」
「そうかぁ~そうだよねぇ。
私、妊婦さんに間違えられてショックだった半面、ちょっと嬉しかったのよ。」