neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

12月

第1週
年末である。
仕事は忙しいはずなのに、立て続けに休みを取ってしまった。

容赦なく突っ込まれる保育園、小学校の行事に
休まず出席したからだった。


そこに
インフルエンザにかかった子供たちの看病、のための休み
(三人が時差で罹って、トータル三週間の休み!)が重ならなくて
ほんとうに良かった。



わが社自慢―

どんなに仕事が忙しくても

社員全員「休みたい時に、休みを取る」という
意思の強さがみなぎっているので


働く母として避けられない事情の休暇が、
非常に取りやすい。


みなぎる意思の強さは、わが社の
無形の財産?でもあります。



第2週
早めの納会がありました。

毎年社長さんのダジャレで終わってしまうので、

「今年は実のある話をしたいよね。」ということで
納会での議題を社員で事前に話し合いました。

同僚の復帰お祝いランチ会で具体的に話を煮詰め、

当日。
会もたけなわの頃、私たちは社長さんに突撃?しました。
普段思っていること、感じていることを話し、やんわりと鋭く質問しました。


アルコールが入ると
勢いを増す、社長さんのダジャレ。
連打のダジャレへの封じ込み?も兼ねております。


会が終わって…

「今年の納会は有意義だったね。」
「社長さんのダジャレで終わる不発な会とは違って。」
「活発な意見が出てよかったです。」


お酒の席での発言は、あてにならないことも多い
と聞きますが
あてになることもあるようで


来年一月より
新しい人を採ることが決まりました!



第3週
久しぶりの内勤者の新規応募、に沸き立つ
女子社員たち。

採用前から、ワクワクしています。

「3、40代くらいの男性で~。」「しゅっとしたイケメンで~。」「優しい感じで~。」

夢と期待を、仕事とはあまり関係ない方向に
膨らませております。

ちなみに…「男性を採用する」とは
誰も言っておりません。



第4週
徐々に我が家の常識となりつつある
「年末の非大掃除」。

ただでさえ忙しい年末に、大掃除までを乗っけなくても…という発想に基づいています。


ここで再確認したいのですが、
窓磨きの時、窓を開けますよね。
寒いですよね。

床拭きの時、雑巾を絞りますよね。
そのお水、氷のように冷たいですよね。


ということで
年末の大掃除は、小分けにして取り組みます。
開始期間は、夏頃から。終了は11月末を目指します。

真冬ではないので、寒くもないし
水も冷たくない。
むしろ暑い。汗をかいて、水は冷たく気持ちいい。


唯一の問題は、新年を迎える頃
既に汚れて、いつもと変わらなくなる
という点…。



どうぞよいお年をお迎えください。

保育園 涙涙の保護者会2/2

子育てにまつわる
ありがちなトラップや、ありえへんエピソードの披露という
和やかな笑いに包まれた、いつもの保護者会。

その最終回が、
涙涙のしんみり感に包まれるとは
思ってもみませんでした。



仕事をしながら、介護をしながら、学校に通いながら、
忙しい時間をやりくりし

子育ては、これでいいのか?
子供は寂しい思いをしてはいまいか?

悩みながら

極寒の日も、猛暑の日も、大雪の日も、暴風の日も
通い続けた保育園。


子どもにとっても、親にとっても
保育園は、生活の一部です。


卒園すると
生活の一部、が無くなってしまうことが
どの親御さんもたまらなく悲しいのです。


卒園すると
先生と、ちょっとした育児の相談や小話をする機会が
無くなってしまうことが、

たまらなく悲しいのです。


保護者会でこうなのですから、
来年3月の卒園式では、

保護者全員が大泣きして、式が台無しになりそうな気配が支配的です!

保育園 涙涙の保護者会1/2

先日、長男のクラスで保護者会がありました。

わりとノリのいい保護者が集まっているせいなのか、毎回
笑いが絶えません。


「年長組最後の会ということで、
園生活を振りかえって一言頂けたらと思います。」という先生。


とあるお母さんの番が回ってきた時のこと。


「私の職場は子育てに理解がなく、仕事中心の生活で…母親として
子供にしてあげることが少なかった保育園生活でした」

と話し始めたのですが

「提出物の期限が守れなかったり、指定の持ち物を期日までに用意できなかったり、

先生方には沢山ご迷惑を…」

と言いかけたところで、黙ってしまいました。



泣いておられました。



その方のお話を聞くうちに
みなさん、しんみりとした気持ちになりました。


その後にお話をしたお母さんも途中から涙声になり、
その次の方も、そのまた次の方も…。


みんなでうるうるしてしまいました。


笑いのノリもよいですが、
泣きのノリもよい。

チキン売りの少女2/2

「マッチ売りの少女」では、少女の命は
マッチの如く、はかなく燃え尽きてしまう。
クリスマスの夜だったか、大晦日の夜だったか・・・。


私たちの”チキン売りの少女”は、大丈夫であろうか。


習い事の長女を送り届けた帰り道、再びお店の前を通る。
自転車で通り過ぎる3秒の間に
チキン売りの女性を、ごく控えめに確認した。


だぶだぶの赤いコートを着て、サンタ帽をかぶっていた。
防寒用ではない。コートも帽子も、パーティー用である。

「冷え」は女性の敵だ。。。


一時間後。
習い事が終わった長女のお迎えに、またお店の前を通る。
これで三往復目。


先ほどと変わらずサンタ衣装の女性は、お店の前に立ち
チキンを売っていた。


冷え込みが増す。


チキンを買うお客さんは、いまだ現れない。

チキン売りの少女1/2

昨夕、長女の習い事があって送り迎えを付き添った。

ママチャリの後部座席から長めにはみ出る?長女を乗せて、
目的地まで母、ひたすら疾駆!

移動スタイルは、保育園時代と何ら変わっていない。
長女は、現在小学三年生。
変わったのは、
長女の体重と母の脚力であろうか。


道路の向こう側から、女の人の声が聞こえた。
調子よく、何かを連呼している。

助けを求める叫び声じゃなさそうだな。。。


道路を渡って確認する。

飲食店の外で
店員さんが、クリスマスのチキンを売っていた。


昨夕は夕方から風が出てきて、寒さが厳しかった。


店頭販売にすると、
売り上げは劇的に伸びるのであろうか。



寒風に耐える彼女の頑張りも空しく
チキンを買うお客さんは、いなかった。


「チキン、チキン、チキンはいかがですか~。
クリスマスに、揚げたてのチキンはいかがですか~。」



売るものが「マッチ」に変われば、マッチ売りの少女…。

深夜に見つけた、クリスマスのプレゼント

残業が続いている。
子供達が寝静まった頃、帰宅する。


その日は
習い事で作ったと思われるクリスマスのカードが
テーブルに置いてあった。

長女からのメッセージを読む。




Dear mom,

Mom, you are so special.
Thank you always.



涙で文字がにじんだ。


シンプルで簡単なことばに、
心を動かされる。


とっておきのクリスマスのプレゼントを、深夜に見つけた。

お裾分けの範囲

近所の公園で、子供たちを遊ばせていたら

公園のベンチで憩っていたおばあちゃんから、

貝殻のキーホルダーをもらった。 

 
 
「頂いていいんですか?」
 
「(うなづく)。しじみ貝が家に沢山あったからね~。」
 
「手作りなんですか!」
 
「(うなづく)。
まず貝を洗って乾かす、
千代紙を貼って、貝どうしを接着剤で貼り合わせる、ね?
紐と鈴をここに付ければ、すぐできるのよ。」
 
 
…すぐにはできまい。
いっぱい工程がありますよね?
 
「とっても簡単。」
 
…いやいやいや。
高度な作業だと思いますが?
器用なおばあちゃんです。
 
 
「家の鍵やお財布などに付けてちょうだい。
たんとこしらえた時はね、こうしてね、公園にいるみんなに
配ってるの。」
 
 
と言って、公園に来ている人たちに
手作り貝殻のキーホルダーを渡していた。
 
 
 
奥さまが、おばあちゃんにレベルアップすると
 
 
知らない人にも
「お裾分け」の範囲が拡がるらしい!