neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

校外パトロールとお裾分け

冒頭から

どうでもいい話なのですが

 

現在、我が家には乾燥ひじきが10パックございまして

乾物の入れ物コーナーからあふれ、粉もんの入れ物コーナーに

なだれこんでおります。

 

 

長女の小学校で毎年行われる校外パトロールは、

今年で3年目となります。

 

「下校中の児童の安全を見守る」という清く正しいスローガンは無視して

 

歩いて行う親同士の懇親会

と位置付けています。

 

まいど親の根性が試される寒い時期(しかも夕方)に実施されるので、

歩く速度は自然と速まりがちです。 

 

名付けて、エクササイズ懇親会。

 

じゃっかん息を切らしながら

トロール(楽しくおしゃべりを)する奥さま3人衆。

和やかムードに、突然切り込むn。

 

「ところで、ひじき、要ります?」

 

「要ります~息子がひじき、大好きです。」

「給食のひじきご飯、うちも好きですよ。乾物って自分ではなかなか買わないので

嬉しいです。」

 

nの唐突な提案に、ひじょうに好意的に応えてくださる

奥さま方。

 

「生協の長ひじきと芽ひじきなんですけど、もし宜しければ…。」

 

「え、ほんとに、いいんですか?!」

「じゃ、頂きます!今日の夕飯は、ひじきの込みご飯にします~。」

 

 

 エクササイズ懇親会に、

とつぜん三重県産ひじきが登場。

 

 

食材のお裾分けは

奥さま界では

わりと普通に行われます。

同僚の復帰3/3

「今日は、6000円しか持ってないです…。」とn。

 

「分かりました。では私が払っておきますね。」

 

スーパーソームは、こういう展開を見越していたのか

nに代わって

会計時にランチ代を立て替えてくれました。

 

「(nさんには)当日のお伝えだったので、気にしないでください。

高額紙幣を、いつもお財布に入れているわけではないですから~。」

 

 

お財布事情が乏しいnへの配慮も忘れない、

心優しきスーパーソームである。

 

 

ほんとうは、ソームに

 

「今日は、6000円も持ってるんだよ!

リッチだよ!

チロルチョコ300個買えちゃうよ!」

 

と答えたかった…。

同僚の復帰2/3

同僚の復職お祝いランチ会をみなさんにお知らせし、

数十名がご参加となった。

 

nは前日

参加者にリマインダーし

幹事の仕事はおしまい、であった。

 

しかし。

スーパーソームは、別の動きをしていた。

ダメもとで社長さんに掛け合った。

 

 

ランチ会当日の朝

nが出勤するなり、ソームは会社の入り口から飛び出してきた。

 

「うわっ!」

驚くn。

 

「nさん!今日のランチ代は全額会社で持ってくれることになりました!

昼休みも一時間半ほど取っていいそうです!!社長さんに相談しました!」

 

裁判所から駆け出してきた、弁護士のようである。

手には「勝訴」と書かれた紙を、高らかに掲げる あれ。

 

 

自分たちが好きで催した(というか、nの独断で催した…)

ランチ会の全額負担と、昼休みの延長を

 

めでたく会社から勝ち取った―

  

ソームは、勝訴の紙こそ手にしてはいませんでしたが

絵的にも、意味合い的にも正真正銘の「勝訴」といえよう。

 

裏幹事、スーパーソーム。

交渉上手です。

 

 

「ということで幹事さんが一括で全員の飲食代を払って、後から請求しに行きましょう。

なので。nさん、お金だいじょうぶですかね?」

 

 

・・・全然だいじょうぶじゃないです。

同僚の復帰1/3

先月しばらく入院していた同僚。

無事に退院し、比較的すんなりと会社に復帰した。

 

入院中、流動食だった頃

「みなさんと外ランチをしに行きたいです!」

とおいしい固形物を渇望していた。

 

 

n、復帰祝いのランチ会を開くことに決める。

言い出しっぺなので、幹事となる。

 

 

食事も制限なく、

何でも食べられるようになった頃合いを待って同僚に

ご予定と、近頃の体調を聞いてみた。

 

「大丈夫。食欲も困るくらい沸き上がってきます。」

とのこと。

 

同僚はエスニック料理が好きなので

ボリュームのあるインド料理のお店に決めた。

 

 

「入院して体重が減ったんだけど、もうすっかり元通りよ~。」 

 

 

風邪や体調不良、もしくは手術などで失った場合の体重は、

いち早く戻した方がよいのです。 

 

 

同僚の入院はこちら。

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PCをオーブンの上で…4/4

オーブンで焼くのは、
グラタン、パン、ピザ、PC、パイ、クッキー…。


さて問題です。
上記に挙げたうち、仲間はずれのものはどれでしょう?


ヒント:
食べ物でないものが混じっています。


数日前
行き違いやら思い込みやらが重なって、
母が
我が家のノート型PCをオーブンの上で焼きました。


かなり衝撃的な事件でした。


衝撃は長く尾を引き、時間が経つにつれ

「PCを焼くって、どういうことなのか?」という

ぶつける宛もない
尖った疑問が、ふつふつと沸き起こった。


会社の昼休みに調べてみると…


母(私)以外に、PCをオーブンで焼いている人がいらっしゃいました!
しかも、ちゃんとした目的をもって!


壊れたらオーブンで焼いて復活させる、という
ワイルドすぎる直し方があるらしい。




衝撃が、二度やって来た!!

PCをオーブンの上で…3/4

オーブン本体が冷めた頃、PCも冷めた。

起動できるかどうか。もう一度確認してみよう。
ほぼ諦めてはいるけれど。

… 


いつもの初期画面が現れた。
あやしい緑色の画面じゃない。

もしや、起動できる?


230度の熱に10分もさらされたのに
何事もなかったのように、
起動できている。

今のところ不具合はない?


さっそく大事なデータを調べる。


全部生きてる。破損してない。


PCの耐熱性って、こんな高温まで許されているのでしょうか。


仕事中の旦那さんに、ルンルンで報告した。

「PC壊れてなかった~!起動できた。
データも無事だったよ!!」



爽やかなレモネードを飲み干した気分です。

PCをオーブンの上で…2/4

こんがり焼かれた、我が家のノート型PC。
焼き色は付いていないが、もはや使い物にならないであろう。


いち早くこの惨事を知らせねばならぬ人がいた。
旦那さんである。

なんと言おうか…
泣きそうになりながら考える。


正直に話そう。



仕事中にかかってくる電話、仕事中にかける電話は


家庭で緊急事態が発生した!の意であり、
夫婦間では暗黙の了解となっている。

旦那さんは、
「もしもし?」でも「はい?」でもなく
こう言って出た。


「え?どうした??」


「あの…あの…。オーブンの上に、ノート型PCを乗せたまま焼いてしまいました。」


「ああ。今朝作ってたグラタンか。」


「はい…そうです。ごめんなさい…。」

「ああ。(嘆息。そして沈黙。)
…分かった。仕方ないね。」


グラタンは帰宅後に私が焼くから、
と母に一言伝える手間を、どうして惜しんだのか。
ものの数秒で済むことであろう。


泥水を飲んだような気持ちになりました。