同僚の入院2/2
手術のためしばらくお休みしている同僚を、社員のみんなが
心配している。
この前は都合がつく方数名で、お見舞いに行った。
行けなかった組は、行った組にさっそく尋ねる。
「具合は如何でしたか?」
「少し痩せた感じだったけど、面会時間の許す限りたくさん話したよ。」
「手術は成功だったのよね?」
「はい。無事に終わったけど、今はリハビリが大変だそうで。」
「ずっと気になってたけど、疲れてるかなーなんて思って連絡を控えてたんだよね。」
「私もです。」
「同じく私もです。退院はしたのでしょうか?」
「してると思いますよ。私たちがお見舞いに行った翌々日に退院したかと。」
「退院後の経過はどうでしょうかね…?」
「気になるよね。あと数日くらい様子をみてから、連絡した方がいいかな。」
「うん、それがいいね。」
こんな会話が交わされた。
それから数日後、nは同僚に連絡をしてみた。
その日にお返事がきた。
まだまだ痛みは残るものの、毎日近所を歩いてリハビリに励んでいるとのこと。
普通の食事も食べられるようになり、順調に回復しているらしかった。
良かった。手術の経過も良好で安心した。
同僚は
「メールとっても嬉しかったですが会社の皆さんから、なぜか一気に来ましたよ。
総攻撃?に近いものがありました(笑)」
考えることは、みな同じです。