盛って、とまどって、求人募集2/2
求人募集を書くにあたり、今回はちと考えねばなるまい。
求職者に、自分の会社をどのように紹介するか、は
仕事内容と同様、けっこう重要なポイントではなかろうか。
前職でお世話になった
転職サイト、いわゆる求人広告のプロが作成した会社紹介文を
参考にしてみては、どうか。
会社の基本情報を入力し、
それを基に作成された紹介文のラフを見た時の衝撃は、忘れられない。
「うちの会社って、こんなに魅力的だったのか…!?」
当時の会社を
数年内に辞めようと考えていたnは、危うく?思い止まりそうになった。
事実と記載内容に相違は無いのだが
文面から受ける印象が、とにかくキラキラしていた。
事実から離れないところでの印象のギャップが
凄すぎた。
これも一種のギャップ萌え?である。
紹介文を(じきに辞めることが決まっている)同僚に報告すると
「なんかうちの会社、輝いて見えるんだけど?
これ見たら、私、また応募しちゃうと思うわ。」
同じく萌えていた。
入社してから
期待や想像していたことと、現実とのギャップにとまどう。
「こんなはずじゃなかったのに…。」と。
入社して数十年が経ち
いざ辞める時に、去りゆく会社の求人募集を見て
経験してきた個人的な印象と、
客観的な事実とのギャップに、
再度とまどう。
「こんなだったのか…!?」と。
…
求人募集は、
きらめく魅惑的な文章で、会社を盛ることにある。