頭と背中が重いのです
次男が学校から帰ってきた。
玄関で出迎えられる喜びをかみしめる、テレワークの母、n。
(この時点で、本日の業務は終了。残りは夜に持ち越しとなる。)
右の小指をティッシュで押さえている。
帰って来るなり泣き出した。
「うううううっ…うゎーん!!」
今まで我慢していたけれど、家に着いてママの顔を見たら
ホッとしたのだろう。
「ケガしちゃった…」
小指の皮がむけていた。ひじにはかすり傷が。
水道水で洗って消毒する。本人の希望により、絆創膏を貼った。
ひとしきり気持ちが落ち着いた頃、おもむろにおでこを出して
「ここもぶつけた。」
すこし出っ張っていて、薄くあざになっていた。
早く言っておくれ。
すぐに氷水で冷やした。
帰ってくる途中の道で転んだのだという。
「つるりん、って転んじゃったの。」
翌朝。
子どもたちを送りながら、その現場を見てみた。
滑りそうな濡れた落ち葉もなく、平坦な道であった。
一年生のランドセルは、驚くほど重い。
時間割に関係なく、出し入れの練習とかで毎日全教科を持っていくからだ。
未だ幼児体形の次男は
今までは頭の重さだけに耐えていればよかったけれど、
新たにランドセルの重みも加わり、バランスを崩したのではないか?
と推察される。。。