neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

はくいの町1/2

ネットで絵本を注文した。

新しさにこだわりは無いので、中古本を頼んだ。


「ブック◯ート羽咋店より、本日発送致します」


羽咋
漢字、とくに地名の読み方は、難しい。


「はくい」と読むことを知っていた自分は、
どこかでこの地名を知っていた。

北陸地方の駅名にもあり
能登半島へ向かう途中の、分かれ道の駅。


ずっと昔に読んだ
松本清張の小説に出てきた地名であった。


当時は
いったいどんな場所なのだろうと
あれこれ想像しながら読み進めた。


現在は
画像検索すれば、一発で明らかになる。


手軽さと便利さの代償に、
私たちは何かを失っているのかも知れない。

流れに流れる。

その日、妹と二人で

昨年末の忘年会から延びに延びた新年会をやる予定でした。

 

n、約束の時間をうっかり寝過ごしてしまいました。

 気付いたのは、翌朝…。

 

ひたすら謝りました。

 

「かなり疲れてるんだね…。」

 

妹との約束において

やっちまった!的な寝過ごし、すっかり失念、という

信じがたい現象が今まで数回ありました。

 

妹は

健康な成人女性が、夜9時に寝てしまう

という事実より

nは子育てその他で、相当疲弊している

 

との認識を持ったようです。

 

 

妹曰く

nを見ていると、結婚せいかつへの明るい未来が

全く描けないそうです。

 

 

ですよね・・・。 

それぞれの呼び方

昼休みに先輩とおしゃべりをしていた時、

最近失くしものが増えてきた、という話が出た。

 

先輩「どういうわけか、服にありがちじゃない?」

n「ありがちです。今までに消えた服、たくさんあります。」

先輩「要はしまい失くし、なんだよね。」

 

n「その通り。家の中にあるはずなんだが、見辺らないの。」

先輩「で、ある日、突如姿を消したことに気付くんだよね。」

 

家の中をしらみつぶしに探せば

どこかにはある。

 

洋服箪笥の引き出し奥が、怪しい。

クローゼットのハンガー下が、怪しい。

 

と隠れていそうな場所は見当がついているのだが

探す時間が、見い出せない。

 

よって長い間、気になりつつも失くした状態が続く。

やがて、その存在を忘れてしまう。

 

以前から先輩は、「家庭内失踪」と呼んでいた。

以前々からnは、「こつ然組」と呼んでいた。

 

呼称は違えど、同じ現象を指している。

あるでしょう~ の正体

長男によるシャンソン、“あるでしょ~う”の詳細を聞いてみた。

映画の挿入歌で
さくらんぼの実る頃、という題名でした。


調べると
かの地では、子どものための童謡だそう。

「童謡」と知り
三児の母であるn、母親魂が燃えました。


歌詞を覚える。そして歌う。


長女「ジーナさんだ!」
次男「うーっ。ジーナ!!」

長男の反応はというと、
やっぱり
「あるでしょ~う」をかぶせてきました(笑)。



ついさっきしたこともすぐに忘れるnですが、
メロディーにのせて歌うと
いつまでも忘れません。


また
小さい頃に慣れ親しんだ歌は、忘れることがないようです。

たとえ何十年も昔に覚えたものでも…。

数十年来、思い出すことすらなかった歌が、
ふと口をついて出てきます。


とっても不思議です。


「歌はタイムマシン」


子育てをしていて気付いた、嬉しい発見です。

聞こえた通りに

長男がお絵かきをしながら
調子良くはなうたを歌っている。

「あるでしょ~う、あるでしょ~う、
あるでしょ~ぉ、あるでしょ~お~ぉ~。」

なんとなく悲哀ただようメロディーは、
子供のための歌、ではなさそうだ。


「何の歌?空港でかかってた曲?」

長男はこの間
飛行機を見に旦那さんと空港へ出掛けた。



「ちがうよ!シャンソンなの!」

びしっと反撃されました。


ハイ、シャンソンでしたか。恐れ入りました。


それにしても
何が ある のでしょう?

高コスパ

先月末から
おひなさま横にお供えしてある、ひなあられを
狙っていた次男

「3月3日になったら食べようね。」
「…。」


カレンダーを見せても、いまいちピンと来ず。
3歳では
先の見通しを持って楽しみに待つ、

は年齢的にまだ難しい。


おひなさまを指差し「あそこの、あれなぁに?」
を連発し、毎日なぞをかけてくる。


そして、先週3日のひなまつり。

「いよいよですよ。ひなあられの日ですよ!
スペシャルだから、食後にお味見してみようか!!」

盛り上げ口調で次男に伝える。


先月から待っていた、ひなあられ。
お味は格別だったようです。

味見程度の量を超えて、
おやつ本番食べ?の量で味わっていました。


近所のスーパーで買った、
プレミアムでも何でもない、普通のひなあられ。

こんなに堪能してくれるとは。。。


待ちの姿勢、大事。