はくいの町2/2
昨日からの続きです。
neillot.hatenablog.com
ネットで注文した絵本が届く。
裏表紙を見ると、判子が押されていた。
かつての持ち主を、知る。
「羽咋教会學校」
教会に通う子供たちが読んでいたんだ…。
古本は
その本自身にも、ストーリーがあるから好きだ。
それぞれの呼び方
昼休みに先輩とおしゃべりをしていた時、
最近失くしものが増えてきた、という話が出た。
先輩「どういうわけか、服にありがちじゃない?」
n「ありがちです。今までに消えた服、たくさんあります。」
先輩「要はしまい失くし、なんだよね。」
n「その通り。家の中にあるはずなんだが、見辺らないの。」
先輩「で、ある日、突如姿を消したことに気付くんだよね。」
家の中をしらみつぶしに探せば
どこかにはある。
洋服箪笥の引き出し奥が、怪しい。
クローゼットのハンガー下が、怪しい。
と隠れていそうな場所は見当がついているのだが
探す時間が、見い出せない。
よって長い間、気になりつつも失くした状態が続く。
やがて、その存在を忘れてしまう。
以前から先輩は、「家庭内失踪」と呼んでいた。
以前々からnは、「こつ然組」と呼んでいた。
呼称は違えど、同じ現象を指している。
あるでしょう~ の正体
長男によるシャンソン、“あるでしょ~う”の詳細を聞いてみた。
映画の挿入歌で
さくらんぼの実る頃、という題名でした。
調べると
かの地では、子どものための童謡だそう。
「童謡」と知り
三児の母であるn、母親魂が燃えました。
歌詞を覚える。そして歌う。
長女「ジーナさんだ!」
次男「うーっ。ジーナ!!」
長男の反応はというと、
やっぱり
「あるでしょ~う」をかぶせてきました(笑)。
ついさっきしたこともすぐに忘れるnですが、
メロディーにのせて歌うと
いつまでも忘れません。
また
小さい頃に慣れ親しんだ歌は、忘れることがないようです。
たとえ何十年も昔に覚えたものでも…。
数十年来、思い出すことすらなかった歌が、
ふと口をついて出てきます。
とっても不思議です。
「歌はタイムマシン」
子育てをしていて気付いた、嬉しい発見です。
高コスパ
先月末から
おひなさま横にお供えしてある、ひなあられを
狙っていた次男。
「3月3日になったら食べようね。」
「…。」
カレンダーを見せても、いまいちピンと来ず。
3歳では
先の見通しを持って楽しみに待つ、
は年齢的にまだ難しい。
おひなさまを指差し「あそこの、あれなぁに?」
を連発し、毎日なぞをかけてくる。
そして、先週3日のひなまつり。
「いよいよですよ。ひなあられの日ですよ!
スペシャルだから、食後にお味見してみようか!!」
盛り上げ口調で次男に伝える。
先月から待っていた、ひなあられ。
お味は格別だったようです。
味見程度の量を超えて、
おやつ本番食べ?の量で味わっていました。
近所のスーパーで買った、
プレミアムでも何でもない、普通のひなあられ。
こんなに堪能してくれるとは。。。
待ちの姿勢、大事。