悪天候の日はモンロー主義
先月までのだらだら汗をかいていた気候が、嘘のようだ。
涼しい日が続いている。
家庭生活を営む者なら、単身、双身(と言うのか…?)に関わらず
気温が下がりはじめると、大なり小なり気がかりなことの一つが、
干した洗濯物が、乾かない である。
乾燥機を使わない場合は、もっぱら太陽光で乾かす訳だが
悪天候の日が続くと必然、部屋干し+扇風機 となる。
扇風機の風力を最大にして、洗濯物に思いっきり当てて乾かすのである。
その日も小型の扇風機を、上向きにガンガン回して
風力最大の風を下からあおって、洗濯物に当てていた。
乾き具合をチェックしようと、なげしに掛けた洗濯物に近づいた瞬間、
脚のふくらはぎあたりに、冷たい何かを感じた。
お尻のあたりが、なんだか頼りない感じ?
風力「強」の風で、スカート後ろがぶわっ!とめくれたのであった。
「むっ、うぐっ!」
とっさにスカートを押さえたn。
部屋にはn以外誰もいないのだが。
…
大昔見た映画で、通気口の下から風がぶわっ!と吹き上がって、
白いスカートがめくれ上がるシーンを思い出した。
…
家族が多いと洗濯物はその日のうちに乾かさねばならぬので
たとえスカートが盛大にめくれようとも、扇風機の使用は必至だ。
風力、これは譲れぬ。