突風3/5~採用試験官のつぶやき~
昨日からの続きです。
更に幾日かが過ぎたある日、
同僚が
一枚のプリントアウトした紙を見せてきました。
「例の応募者からこんなメールが来ましたよ。フッ。」
フッ。とは何だろう? 目を通す。
同僚1「どう思いますか?」
同僚2「いったい何を言いたいのだろう…。
ただ単に自分の鬱憤を晴らしたいがために、難癖つけてやったぞ感?」
n「我々に怒りをぶつけられても…。
こちら(弊社)から返事が来るとは考えてないような、この叩きつけ感?」
同僚1「ですよね。これ以上関わると厄介ですから、放っておきましょう。
触らぬ神に祟りなし、です。」
同僚2「触ってきたのは、向こうからですけどね。」
同僚1「あくまで妄想ベースで、私達の会社の悪いうわさとか流されたら、たまったもんじゃないですね。」
みんな口調は穏やかだが、心中は穏やかでない。
即座に
要注意人物、としてその方をブラックリストに載せました。
ひとまず総務には、
変なメールや電話が来た場合に備えて
この人物をマークされたし、と伝えました。
明日に
フッ、な返信メールに迫ってみたいと思います。
こちらで、話の前後関係が分かります。