neillot’s diary

サラリーマンで三児の母の、はちゃめちゃ感あふれる日常

手紙のタイムカプセル2/2

どんな内容を書いたか、すっかり自分でも忘れている。

 
手紙が届いているよ、と長女に封筒を渡した。 
長女は封を開け、便箋をじぃっと見ていた。
 
読み終わると、長男のところへ走って行った。
 「Rくん〜!私もまーぜーてー。」
 
別の部屋で遊んでいた弟の遊びに
早速加わる。
 
 
手紙への反応は薄 ばかりか 無 であった。
 
 
無反応な理由は、手紙を読み返して分かった。
 
 
小学五年生には難し過ぎる言葉を使っていた。
抽象的なことを書いていた。
 
 
育児が、
仕事と家庭のことが、
毎日の生活が、
とっても大変…ということ以外、長女には何も伝わらなかった。
いや、それも伝わってない。
 
そもそも
育児の大変さを子供に伝えたところで、どうしようというのか。
 
 
我が子に伝えるべき内容を、大きく誤っていた。
 
 
1000日間という貴重な醸成期間を経て長女へ届いた手紙も
 
単なる親の自己満足であったことを
書いてから1000日後に知った次第。

手紙のタイムカプセル1/2

このほど

長女へ宛てた手紙が家に届いた。

差出人は、n。

 

長女のランドセルを買った5年前

ランドセル会社が企画した、我が子への1000日後のラブレター

 

を書いたのであった。

 

 

しかし長女が小学一年生の時には

書けなかった。

 

仕事と育児と家事以外に割ける時間が取れなかったからだ。

 

書こう、書こう、と思っているうちに

長女は小学三年生になっていた。

 

 

ようやく書けた手紙が

約二年経った今夏

送られてきたというわけだ。

8月

第一週

保育参観があった。

保育園でプールに入っている姿を一度も見たことがないので、

仕事の休みを8月頭に調整し、その日に臨んだ。

 

長女長男の時、プールを見たいと思いながらも夢叶わず

二人は卒園してしまった。

 

次男がラストチャンスであった。

 

その日の朝。

 天気は大雨。

 

 

次のチャンスは…もうない。 

 

 

 

第二週

休日の午後。

外から帰ってきた旦那さんは、

気分が悪いと言う。

 

ソファーで横になっている。

体温を測った。

ついでに脈も測る。

 熱中症を疑っての確認であった。

 

ひとまずは

涼しい部屋へ誘導し、水をあげた。

 

 

旦那さんはnの熱中症説を

頑なに否定した。

 

確かに外にはいたけれど、

日陰にいて、水もちゃんと飲んだらしい。

 

暑い盛りに

屋外のゴール下でバスケを練習する、という時点で

かなり怪しい。

 

 

熱中症って、派手に倒れて意識を失う、みたいなイメージがあるけど

 その日の夜や翌日に、吐いたり高熱が出たりして、緩やかに体調がおかしくなることもあるんだよ。

 お年寄りや乳幼児だけがなるものじゃ、ないんだよ。」

 

 

健康と体力に自信のある成人男性ほど、気をつけて頂きたい。

 

 今回の熱中症(だったのか…)は、長引いて

体調が良くなるまでに数日を要した。

 

真夏に

己の年齢も加味しないで運動を行った、自信満々の旦那さんに

 

鉄槌を食らわした、とおもう。

 

 

 

第三週

暑いので家で大物家事を片付けようと思い立つ。

 

ものの配置換えをした。

 

具体的には

おもちゃの棚と本棚を交換した。

フルタイムで働いてた頃から、ずっとやってみたかった。

 

お部屋の模様替えや、配置換えは

 今の住まいをより快適に、楽しい空間にする努力を

わたくし、一生懸命いたしました!

 

という結果が

目に見えて分かる家事なので取り組みやすい。

 

 

無償の家事に対しても

適正な評価を家族から激しく求めるn。

 

いったい何がしたいのか。。。

 

 

 

第四週

早朝と夕方。

さわやかな風を感じるようになってきた。

 

日の入りが早くなった。

 

日中のぎらぎらした暑さに隠れて

目立たないけれど

 

 

時折吹く風に、陽の傾く早さに

静かに近づく秋を感じる。

退職の意味するところ3/3

ある朝。出勤すると

退職した同僚の机が、きれいさっぱり片付けられていた。

 

「あれ?辞めた彼女は、会社へ来て整理してったのかな?」

 

上司と仕事仲間が帰った後に、

ひょっこりやってきて

私物を片付けて帰っていったのだという。

 

 会社の鍵を返却し、置き手紙を書いて。

 

「今までお世話になりました。

本来ならば会ってご挨拶をするべきですが、もう少し気持ちが落ち着いた頃に

伺えたらと思います。二年間という短い間でしたが、どうもありがとうございました。」

 

 

同僚は、別れた彼氏の家に

夜忍び込み

私物は確実に回収するタイプの女性であった。

 

 

上司は淡々とその手紙をnに渡し、おもむろに鍵も渡した。

 

 

「という訳ですので、私が事務所にいない時はこれで開けて入って下さいね。」

 

 

 

彼氏の家の鍵をもらえた、

 

ような気分…???

退職の意味するところ2/3

退職した同僚のデスクには、私物がそのままになっていた。

 

マグカップやマイお箸などは

会社に進出させている方も多いと思いますが、

 

ケータイ充電器、低反発の座椅子クッション、金尺、

長靴、きれいな模様の不織布の袋、脂取り紙、歯ブラシ、手鏡などなど…

 

細々としたものが、けっこうあった。

 

 

同僚は、辞めるつもりは無かったのかも知れない。。。

 

 

nが前の会社を辞める時は、

退職を(ひとり心の中で)決意したその日から

 

誰にも気づかれないようにこっそりと

 

担当案件の資料を少しずつ整理し、

パソコン内のデータを困らない程度に削除して、

私物を小分けにして家に持って帰っていた。

 

水面下で

フェードアウト体制を着々と進めていった。

 

 

 

彼氏の家に転がり込んだ彼女。

 

しばらく同棲していたけれど不仲になり、別れることになった。

 

 

同僚は

彼氏の家には金輪際行かず

自分の私物は諦めるタイプなのかなぁ。

 

 

同棲していた彼女が

私物を取りに来ない場合、

 

世の中の彼氏は、


元カノの忘れ物を送り返しているのだろうか…。

退職の意味するところ1/3

長いこと休んでいる同僚と、やっと連絡がとれたという上司。

 

nがいよいよその同僚の家に

出向こうとしていた矢先のことであった。

 

 

欠勤がそろそろ一ヶ月になる頃に

「もうこの会社に復帰しないんじゃないか…?」

 

と直感的に思ったが、本当にそうなってしまった。

 

 

上司にLINEで退職の意を伝えたそうな。

 

「このまま仕事を続けていく自信がありません。」

 

 

外科的な怪我は

時間が経てば回復するけれど、

 

精神的な心の怪我は

時が経っても回復しない。

 

心の怪我をさせた元(つまり同僚の場合は、会社)との関係を断ち切らない限り

回復は難しいと思われます。

 

 

勤務の最終日、

同僚は出社しなかった。

 

 

 

この会社、そんなにストレスフルなのかな…

nはむしろストレスフリーなんですが。

 

 

人によって

感じ方、捉え方は様々であることを知る。

小児科学会さまへ2/2

目を開けたままのシャワーは、

子供から目を離さないという点では確かな方法ですが、

 

目がしみます。

 

しみるうちに目の中がゴロゴロしてきて、nはある時

両眼が結膜炎になりました。

 

子育て中は、自分の病気で医者にかかれる時間などありません。

 

 

眼科に行かずに

自力の自然治癒で回復する自信がある方のみ

 

直立開眼シャワーは有効であると思います。

 

 

お陰で?

小さかった頃の長女長男次男は

お風呂で溺れたことは、ありません。

 

この必死な思い、日本小児科学会へ届け。